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アボガド育成

夏が終わり、我が家のアボガドたちも室内へとお引越し。

メキシコでは、3度の飯(コメ)より食べる機会が多かった。

以前は、ほとんど見なかったが、ここ数年で一気にアボガドが地方のスーパーでも店頭に並ぶようになった。


なるほど、この30年で約30倍のアボガドが輸入されるようになったのだ。それだけ、家庭にも浸透してきたのだろう。ちなみに2016年の統計では、輸入される93%がメキシコから。続いてアメリカ、ニュージーランドとなっている。少しデータを探しているうちに、日本では、愛媛県がアボガド栽培にのりだしているようだ。今後に期待しよう。

ちょろっと検索すればすぐに出てくるが、アボガドを発芽させるのは難しいことではない。上質なアボガドの種をしっかり洗い、薄皮を剥がしてから、きれいな水につけておくと、時期にもよるが、2週間ほどで発芽する。あとは土に移して、室内で育てるだけ。日本では観葉植物として育てている人も少なくないようだ。

ただ寒さに弱いので、どのようにして冬を越すかがポイントになる。一時期であればマイナス5度にも耐えるとの報告もあるが、寒さが続けば確実に枯れてしまうようだ。東京でも結実した例はあるので、東北の地でもなんとかして結実させたいと思っている。

我が家には現在4鉢のアボガドたちがいる。3つはメキシコ産だが、1つはニュージーランド産のものだ。たぶん。アボガドは、一本の木ではなかなか結実しないので、2本以上で育てることが望ましいらしい。20年後ぐらいに収穫できる日を密かに楽しみにしている。

ちなみにアボガドは、スペイン語でaguacate(アグアカテ)、日本語のアボガド(abogado)は弁護士という意味になる。すぐに覚えた単語のひとつ。

アボガドさん、じっくり冬越ししてくれよ。

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