学習タイプ

学習する力 【聴覚型】

言葉による学習がしやすいため、言葉の習得も早く子育てがし易い子供になります。その反面、噂話しや言葉巧みな詐欺といったものや、口約束に惑わされることが多くなります。
また、行き当たりばったりの口先だけの人間になり易いため、自分から言った言葉に責任を持たせる子育ては大切です。

子育てしやすいことから、教える情報量が多くなりすぎて後題で書く「自己感情認識」が追い付かず、思春期頃になってメンタルの不具合が起きてくる事もあるため、感情を表す言葉の伝えは重要です。
耳からの情報がない勉強は苦手のため、読んであげたり言葉で説明してあげたりする方が学習力は高まります。
絵本は、会話の多い絵本に興味を持ちやすく、脚本のような会話中心の本が良いでしょう。字が読めないのに、聞いたことを覚えていて読み間違いを指摘できたりします。また、視覚型を強化するためにも、書いてある文字以外の、絵からの情報を言ってあげると良いです。

お話し好きですが、言葉を使い始めた頃は、「ねぇねぇ」と話しかけて、会話で相手の気を引こうとしてきます。また、話すことが上手になってきても、まとまりのない話し方になりやすいです。

聴覚型3番目にある子は、言葉の成長が遅い傾向にありますが、主たる養育者からの話しかける言葉が一方的な話し方が多すぎたり、子供の発する声に反応してあげてないことが多かったり、言葉を使い始めの時にいい間違えを訂正しすぎていたりしていませんか?
言葉を伸ばすためには1番目の学習する力に合わせて伸ばしてあげますが、一般的な習い事の中では、リトミックが言葉を伸ばすのに合っています。リトミックとは言っても、体感型が1番目にある子はリズムに合わせて身体を動かす活動が合っていて、視覚型が1番目にある子は、動かない視覚的な物を使ったり、聴いて判断する活動が合っています。

子供の頃は、決まり事やルールを理解しているのに、それを無視した聴覚情報が入ってしまうと、それに流されてしまうことがあります。
例えば、先生の指示があっても、クラスの児童がそれに反発するような意見を聞いてしまうと、本来先生の指示を聞いてれば問題ないのに、反発する意見を後から聞いているとそれに流されてしまって、先生から注意を受けてしまうようなことが起きます。
場面ごとの細かい判断が難しければ、「先生の言うことはよく聞くんだよ。」という、仮キーパーソンをはっきり伝えてあげることも必要です。

小さい頃から言われて動くことは得意ですが、言われて動くだけではなく、決まり事や条件やルールを自分で把握して、考えて動く経験を積んでいくことが大切です。
単なる決まり事や条件やルールに対してとても弱い場合は、感情をベースに置き換えた話方で、決まり事や条件やルールに触れていくステップが必要かもしれません。
また、考えるときに聴覚情報が必要なため、独り言を言ったり、問題を口に出して読んでから、考えに入っていく手順が必要な時期があることもあります。

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