見出し画像

北欧のイースター休暇🐣(デンマーク&ちょこっとスウェーデン)

こんにちは!Chisatoです。

日本では、今年は4月末ごろからゴールデンウィークとなり、待ちわびている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
私の住んでいるデンマークでは、現在、桜の見ごろとなっており、意外にも至る所で美しい桜を目にすることができます♪
4月のデンマークの気候は、日照時間も長くなり、街中全体の雰囲気がだいぶ明るくなりましたが、曇りや雨の日も時折続いておりますので、暖かいジャケットはまだまだ必須です。

コペンハーゲン大学南キャンパスの横に並ぶ桜たち

さて、デンマークでは3月末ごろにイースター休暇がありました。

日本では、イエスキリストの復活を祝うイースター休暇はなじみのないものだと思いますが、ヨーロッパでは、大きな年次イベントの一つです。
デンマークでは、たいていの学校は一週間ほどお休みとなります。

休暇中に何をするかと言いますと、ご家庭によっても様々ではありますが、たいていの場合は、イースターランチ又はディナー会をします。
その名も「Påskefrokost」(ポスケフロコスト)です。
Påskeはイースターのこと、frokostはランチを意味するのですが、皆さんディナーの時間に食事会をすることが多いです。

ちなみにクリスマスの食事会のことは「Julefrokost」(ユーレフロコスト)といい、こちらもディナーである場合がほとんどです。

私も、今年もPåskefrokostに参加しました。
デンマークでは、イースターに卵とニシンの酢漬けを食べるのが定番です。
デンマークお馴染みの「Snaps」(スナプス)というショットのお酒も飲みます。

デンマークでのPåskefrokostの食卓
右上のお酒がSnaps。ニシンの酢漬けはライ麦パンのスライスにのせて食べるのが定番。

卵は、煮た後、黄身にマスタードを混ぜて食べました。

イースターになぜ卵を食べるのか疑問に思い、デンマーク人に尋ねたところ、卵は生命の始まりを象徴していて、殻を割って誕生する様子がイエスキリストの復活の様子を表しているからなんだとか。

食事会はご家族ではなく、友人同士で集まって行っている人たちもいて、さまざまです。
卵の料理の仕方も地域によって違うとか。

昨年の私は、イースター休暇中に、スウェーデンに住むデンマーク人の友人を訪ねていましたので、違った卵料理を食べました。

この友人家族はデンマークのフュン島の出身で、彼らの出身の地域では、まず煮卵を一週間塩水漬けにした後、卵を半分にカットし、黄身のくぼみにお酢、油、マスタード、タバスコ、黒コショウを入れて、黄身でふたをして召し上がるそうです。

塩水漬けの卵ちゃんたち
タバスコやマスタード等、自分で加えて、パクッと丸ごといきました。

なかなか強烈な味がしたのを覚えていますが、地域によって食べ方が違うもはとっても面白いなと思います。

スウェーデンもデンマークも、イースター休暇中は町中がカラフルな装飾であふれていて、とってもかわいいですよ♪
是非一度、北欧のイースターを過ごしてみてください:)

おわりに:スウェーデンのAlvestaのイースター時の街並み
同上




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?