軽いきもちで仏像と季語
こんにちは。
あたたかくなってきて
愛亀チリちゃんと散歩できるのを
楽しみにしているちりです😊
さて、先日、
図書館でこんな本を借りました。
仏教徒でもないし、
仏像好きでもないのですが
アートとして面白そうかなと思い、
ふらっと借りてみました😆
そんな軽い気持ちで読んでみると
意外と仏教が身近だったり、
季語にも関係してると分かりました。
何だか嬉しかったので
学んだことをまとめてみます。
お寺と神社の見分け方
お寺と神社の違いをご存知ですか。
お正月には神社へ初詣、
大晦日にはお寺の除夜の鐘を聞き、
なんてことしてても、
よく違いを知りませんでした。
それもそのはず。
明治に神仏分離令というのが出されるまで
お寺も神社も一緒だったとか。
そのため、鳥居や狛犬のあるお寺や
仏像のある神社もあったりするそうです。
当書で書かれている
簡単な見分け方はこちら。
なるほど。
これを知って、
少し賢くなった気がします😊
では、
本来お寺にあるはずの仏像って
誰なんでしょうか?
これは仏教の開祖である
「釈迦」がモデルだそうです。
釈迦って何者?
紀元前5世紀頃、4月8日に
ネパールの国境近くで、
母の右脇*から釈迦が生まれたそうです。
*貴族階級は脇から生まれるとされているそうです。面白いですね。
これを「仏生会」と言い、春の季語です。
この季語も行事も初めて知りました。
甘茶ってどんな味なのか、
気になります✨
さて、このお釈迦様。
生まれてすぐに7歩あるき、
右手で天を、左手で地を指さし、
「天上天下唯我独尊」と言ったそうです。
いきなり歩き出すって、すごい子供!
こんな感じです。
それで、天上天下唯我独尊って何?
weblio辞典によると
「人として生まれた者は、ひとりひとりが尊い」
ということだそうです。
なんて、いい言葉😃✨
釈迦は修行を続け、
35歳で悟りを開き、仏陀となります。
そして、80歳のある日、
生まれ故郷に行く途中に食べた茸料理で
食中毒になってしまいます。
激しい下痢でも旅を続け、
川のほとりまでたどり着きますが
2月15日、沙羅双樹の元、
北枕で右を下にして亡くなりました。
(これを涅槃と言うそうです)
そこに、
亡くなった釈迦の母が天からやってきて、
釈迦に薬の入った袋を投げました。(投薬の由来)
その様子を描いたものを
「涅槃図」と言い、春の季語です。
麒麟先生がよく詠まれる季語で
なんだろうとずっと思っていました。
ここでようやく解決です👍
当書で絵についての簡単な説明もあり、
面白そうだったので、
いつかじっくり見てみたいですね✨
大仏って何者?
そんなお釈迦様をモデルにした仏像は
全国あちこちにあります。
その釈迦の身長は
1丈6尺(約4.8m)あったと伝えられており、
立って4.8m、座って2.4m以上の仏像を
「大仏」と言うそうです。
つまり、あの有名な奈良の大仏や
鎌倉の大仏が「釈迦」なんですね!
ちょっと感動😃✨
学校で習いましたっけ?🙄
次に大仏を見るときは
違う目で見られそうです。
ちなみに、
観音菩薩(例えば、千手観音)は
出家前の王子だった頃の
釈迦がモデルだそうです。
そして、
この観音菩薩の縁日があるそうで、
それを「四万六千日」と言い、
夏の季語だということも知りました。
これも興味のある行事の1つで
いつか行ってみたいですね✨
仏像アートについて知るつもりが
意外と新しい季語を学べました😊
まだまだ書きたいことがありますが、
だいぶ長くなりましたので
ここまでにしたいと思います。
どなたかがへぇ〜と
思ってくださっていたら嬉しいです。
ここまで読んでくださった方は
どうもありがとうございました。
Photo by hidefumi ohmichi on Unsplash
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