【1148回】抽象力を高めるために必要な脳トレ。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/154423 #Voicy 抽象化力を高めればチャンスが巡ってくる

【1148回】抽象力を高めるために必要な脳トレ。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/154423
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抽象化力を高めればチャンスが巡ってくる

いかがお過ごしでしょうか。
澤でございます。
昨日はですね、劇的に緩い放送を送らせていただいたわけなんですけれども、なんかしらないけど、割と評判が良くてですね。
ツイッターなんかを見てても、ほっこりしましたなんてコメントいただいて、本当にありがたい限りなんですが、今日はですね、割と通常モードで何か役に立つお話をしようかなというふうに思っております。
そして、テーマはですね、何日か続けてやっいたNewsPicksの仕事の鉄人との連動の企画というかですね。
お話なんですけれども、これは昨日、誕生日ですね最終回がアップされるというなかなか心憎い演出がなされていて本当に嬉しかったんですけれども、その仕事の鉄人の最終回に扱ったトピックっていうのが、抽象化力になります。物事、具体的なことっていうのを抽象化するための、そういった力を身に付けると、結局、いろいろキャリアの上で得をしますよという話なんですけれども、この抽象化していくというのは、言うのは簡単なんですけれども、じゃあ、どうやってやるんだっていう話なんですが、これはですね、一言でこうやったらいいですよというようなものでもなくって、身に付けるには、それなりに脳みその中でトレーニングをしていく、思考の何というんでしょうね、習慣化をしていくっていうのが、必要かなと思うんですね。
普段生活をしていると、いろんな具体にぶち当たるわけですね。
朝ご飯にトーストを焼いて、バターを塗って、コーヒーと一緒に食べるとかですね。
これ具体ですよね。
あるいは、山手線に乗って、渋谷から品川まで移動するという具体だったりとか、あるいは、オフィスでIDカードを忘れて、受付で名前と社員番号を書いて、仮のIDカードを発行してもらうとかですね。
あるいは、在宅勤務でパソコンを起動した途端にアップデートがかかってしまって、なかなか作業が始められなかったというのは、これ全部具体なわけですね。
こういった具体というものにぶち当たったときに、それを何らかの形で言い換えることができないかなというふうに考えるのが、これは僕はわりと脳の中で習慣化してることなんですよね。
例えば、朝ご飯を食べる、朝ご飯にトーストを焼いて、バターを塗って、コーヒーと一緒に食べるというものは、その行為、その具体なんですけれども、いろんな説明の仕方ができるんですよね。
3回の食事のうちの一番最初にトーストを選ぶということというのも一つの具体なんですけれども、これは毎日のルーティンの中の一番最初の回について何らかの判断をするというふうに言い換える替えることができると。
そうすると、例えば、朝ご飯にトースト食べるっていうところをルーティンの一番、最初に何か判断をするっていうふうに置き換えると、会社の中における、朝礼のときにどういったものを選ぶのかというところに繋げることができたりするわけですね。
そのときに、例えば、朝トーストを選ぶ理由っていうのをちょっと考えてみて、朝トースト選ぶ理由ってのは、とりあえず、調理時間が短くって、それほど飽きることもなくて、とりあえず、必要な栄養素、特に朝だったら、炭水化物を取っておいて燃やすものを体に入れておいた方がいいからそれを得るというそういう考え方ができるんですね。
ってなったら、会社の朝一の朝礼のときに話をすることは、その日、1日のエネルギーになるようなものっていうのを、なるべく短い準備時間の中でパパッと用意をして、提供するといいんじゃないかっていうふうに切り替えることができると。
これが具体を1回、抽象にして、別の具体というものに対して、転換していくっていうそういうやり方なんですね。
これ僕が常に脳みその中でずっとやってることになります。
なんでこれを始めたのか、あんまりよくわからないんですけれども、実はそこの部分であまりよくわかってないんですけど、なんかこうやって言い変えたりとか、違う角度で分析をするということは、常にやってるんですね。
ですので、何かしらの言い換えをするときに、あっ、あのことをこういう言い換えにしたら、相手に伝わるんじゃないかというふうに考えることができるわけですよね。
そのときに結構ポイントになってくるのが、この抽象にして、別の具体に落としていくというときに、なるべく、イメージにずれがないようにしておくというのは、これ結構大事なポイントかなと思うんですね。
これは、例えば、朝食というのは、だいたい朝というのは、起きる時間帯であるっていうのは、これはだいたい世界の共通認識になりますよね。
もちろん夜勤の人がいたりとか、もう本当に夜起きて、仕事をして、朝寝るっていうタイプの人もいるんで、そういう人たちっていうのは違うんですけども、これ割と例外ですよね。
どちらかというと、朝は人間ってのは、起きて活動を始めるというふうにデザインされていますので、そうなると、朝食というのはだいたい1日の始まりに摂るのは、これ全世界の共通認識にしやすいということなんですね。
ですんで、そこから抽象を取り出すってなると、ルーティンの一番最初、食事というのは、生き物であれば、必ずしますので、もちろん、朝ご飯を食べない人もいるんですけれども、朝ご飯を食べるか、食べないかというのは、そんなに問題ではなくてですね。
朝ご飯というのは、一般的に朝起きる人たちにとっては、一番最初に食事を摂るタイミングである。
朝食ってのは、ルーティンの中では、先頭に来るものだというものは、これ普遍の真理になるわけですよね。
ですので、これを言い換えると、ルーティンの一番最初、そして朝礼ってのは、朝会社がスタートするんだったら、一番最初に行われるミーティングということになりますので、そこでの話というのに繋げやすくなってくるということなんですね。
ここで認識にずれがあるというものを選んでしまうと、ちょっとこれはですね、相手に伝わりにくくなっちゃうっていうことがあるかなと思うんすね。
これ、NewsPicksの中では、コメントでこういうのがあったんですけれども、僕は、この仕事の鉄人の中で、パソコンのCPUとメモリとハードディスクっていうのを説明するときにCPUはまな板、そしてメモリは鍋、そして、ハードディスクは冷蔵庫に例えるといいですよっていうふうに言ったんですね。
そしたらですね、コメントの方でCPUは脳みそ、そしてメモリは机、そして、ハードディスクは本棚の方がわかりやすいという意見があったんですね。
ちなみにこれよく使われるメタファーなんですけど、こっちのがメジャーなんですけど、実はこのメタファー、僕はちょっと危険だなと思ってるのが、2番目の机というものが、これは必ずしも、本棚から持ってきたものを読む場所っていうふうにはなっていないっていうのは、これがポイントなんですね。
あと脳みそというのも、使い道があまりにも広すぎるっていうのが、イメージのぶれの原因になるんじゃないかなって思ってるんですね。
別に全否定するわけじゃないんだけれども、どちらかというとイメージがもっとしやすいもの、つまり、ぶれが少ないものを選んであげるのが、抽象から具体に転化するときのポイントになってくるかなと思います。
まな板と鍋と冷蔵庫という3つ、全部、これ確実に食べ物、食事に連動してますよね。
ですが、脳みそ、机、本棚というのは、必ずしも読書に紐づいてないっていうところがポイントなんですね。
脳みそってのは、読書をするためだけに使うんじゃなくって、他にいろんな考え事をしますよね。
あるいは、机なんかは手紙を書いたりとか、何か食事をしたりとか、プラモデル作ったりとか、用途がいろいろあるわけですね。
ですので、必ずしも本棚って最後の一番最後ですね、ハードディスクの例え話になってる本棚、本棚から持ってきた本を読むっていうのに使われるとは限らないっていう、これが結構、ポイントになってくるかなと。
特にそのたとえ話というのを作るときには、抽象まではいいんだけれども、その後の具体というところで、イメージのぶれというのをいかに抑えるかというのが、テクニック上は重要なんじゃないかななんて考えてます。
ここら辺の言語化はこれからもどんどん自分でも進めていきたいなというふうに考えてます。

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