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【1年を終えて】18歳でモロッコに行っちゃった話!

こんにちは、地球市民学科のR.Bです。この1年は19年の人生の中でも濃い1年でした。地球市民学科に入学してから、たくさんの人に刺激を受けました。今回は特に1番自分に影響があったモロッコフィールドワークについてお話します。

入学式前のガイダンスの資料で、ある単語が目に入ってきます。それはモロッコフィールドワークの文字。モロッコ!?ってどこだろう?未知すぎる!行ってみたい!と思い、すぐに志望理由書を書きあげて担当の先生の所に行きました。

2023年9月2日から9月18日までの2週間の経験は、間違いなく一生私のこころに残る時間になりました。モロッコでは何もかもが初めての経験でした。
驚きの連続の中で、特にコミュニケーションにおいて自分の中で気づきがありました。

モロッコの人はとてもフレンドリーです。挨拶をすると必ず返事をしてくれ、また、あちらからも挨拶を積極的にしてくださいます。FW初めのころは、なかなかこちらから挨拶をすることができませんでしたが、フレンドリーなモロッコ人のおかげでだんだん積極的に挨拶ができるようになりました。そうすると顔なじみなどもでき初め、新たなコミュニティが生まれました。毎日ご飯を食べに行った大学内のレストランのスタッフの方々や、売店の方、国際交流センターのスタッフの方、学生など様々な人と挨拶をきっかけに繋がりが広がりました。特に、私は大学で友達を作ることができたことが印象深いです。それもお互い挨拶をしたことから始まった縁でした。お互い挨拶をしてから連絡先を交換し、最終日には自分の国やお互いの国について語りあったのは忘れられない思い出です。モロッコの街中の人も、私たちに積極的に声を掛けてくださいました。一緒に写真を撮ろうと声を掛けてくれたり、どこから来たのかと聞いてくださったり私たちに興味を持ってくださる人がたくさんいました。アジア人が珍しいということも理由の一つにあったと思いますが、モロッコの人と人との間に距離を置かない姿勢が、そうした素敵な行動につながっているのではないかと考えました。このモロッコフィールドワークでは、言語の壁がある中でも、どのように人と関わっていくか、コミュニケーションというものの本質を学ぶことができたと思います。

文化も違えば言葉も違う、食べ物も景色も聞こえてくる音も違う。五感で感じたものは、全くの別世界でした。14人の学生と山本先生、ティーチングアシスタントのSさんとともに向かったモロッコフィールドワークは新感覚の連続で、驚きとともに自分の成長に繋がる経験です。

清泉女子大学に入学する前はまさか自分が、アフリカに行くなんて思いもしていませんでした。しかし、今まで知らなかった環境に自分を置いてみるのは、勇気のいることですが間違いなく有意義なものになると思います。18歳でこのような貴重な経験をさせてもらえたことにとても感謝していますし、地球市民学科への入学を決めて本当に良かったと感じています。
(地球市民学科 1年 R.B.)