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【開催】親子クラスのハイレベルにビックリ! 親子音読クラス伊勢物語2回目

群馬県から徳之島へ移住した
音読する食育講師
はせがわ ともこ です
日本語音読指導者/料理研究家



今回は
親子3組と
大人クラスから2人
合計8人でのレッスンでした

今担当しているクラスは
親子レッスンの時間ですが
大人クラスの方も時間が合えば自由に参加できるレッスンなんです。



なので、
いつも受講している時間のご都合が合わない時や
気が向いたら参加OKという事で
初めて親子クラスにご参加のIさん…

「親子クラスのハイレベルにビックリです!」

というご感想を授業の終わりに下さいました…!

ありがとうございます
めっちゃ嬉しいです( *´艸`)

今一緒に音読講座をしている講師さんは私の他に2人います。
私は月曜日夕方の親子クラス担当です。
他のお二人は平日夜だったり、土曜日の朝だったり…。
大人クラスと親子クラスを担当されています。



大人クラスは
私の進行とくらべて
ゆっくりのんびりなんだそうです。



親子クラスに来たら
子どもたちの発音がきれい
難しい古典をスラスラ読んでいる!

という事で

私も頑張らなくちゃ!と気合いが入ったそうです。


そうなんです。
いくつから始めても
日本語を使う力は伸びる
のですが
やはり子どもの伸び代は凄まじいものがあるんです。

漢字が読めるから、
言葉を多く知っているから、
大人だから、と
のほほんとしていると
あっという間に抜かれてしまいます

私を含め、油断できません。


ただ読むだけでも


伸びる実感はある
のですが
私は
一講師として
もっと楽しく興味が持てる分野を広げてほしいと考えています。


もちろん
この音読法は
口の形を決めて
1音1音に注目して
声を響かせる
ようにできれば
すきに読んでいいんです。

それだけで
いいものなんですが…

無理に予習をしてほしいとは思わないけれど
せっかくなら
作品が生まれた経緯や、
書いた人のこと
その時代の常識、
出来事や地理も見てもらえたらなぁ

出来るだけつめ込んでます!!どやー( *´艸`)

今回は
伊勢物語2回目なので
仕上げとして

1人で読めるようになってほしいなぁ、という回

です。

運動会とか地域行事忙しいかもしれません。
秋だし、涼しくなってきてゆっくり読書したり、
栗をむいたり
やりたいこと沢山ありますよね。

それでも
やったもん勝ちなんです。


親子クラスのお子さんは
どの子もみんな
「やりにくいところありますかー?」と聞けば
スッと手を上げてくれます。

例えば
初冠なら
「おんなはらから」を読む時に
「女は」「らから」って切ってしまう、
「は」ではなく「わ」と読んでしまう、
言葉がひとつのまとまりに見えなくて読みにくい、って教えてくれます。


もちろん丁寧に対策と説明をお伝えします。


対策は、言葉の意味とイメージ。

小学校低学年でもわかる言葉を探りながら


「おんなはらから」について話していきます。


女きょうだいでも
お母さんが違うきょうだいも
平安時代は普通にあったということ。


大人クラスの説明に言い換えれば
・当時は男性が奥さんのところに行く通い婚
・一夫多妻制
・初冠の「おんなはらから」は同じお母さんから生まれた姉妹、をさしているんです。


という事で終わるかと思います。


片方ではなく
姉妹の両方に声をかけているあたりが
なんともツッコミどころですね、と
今とは違う感覚を楽しむ作品。
ここまで大体お伝えします。


イメージに対する考え方は
「おんなはらから」
言葉の横に線をひいたり、
その言葉のグループをマーカーで
視覚的に塊にする
こと。



まずは言葉の意味
単語の塊をイメージできたら
すんなり読める
と思うんです。


もし出来なかったら
次回お知らせくださいね。

私がオンラインで親子クラスを担当しているのは

今のところ月曜日の16:30〜の50分。


授業は50分やって
前後5分くらいは
練習の状況や
レッスンの感想
をいただいています。


当たり前のことだけど

出来るようになる授業を

せねばならないと思うんです。


たかが音読、とは侮れない子の音読法。

各自が目標や課題を自分で見つけて、
次回まで練習しやすいようにすることと
こんな風に読めるようになりたい!と思ってもらうこと
次の作品が気になる!と待ち遠しく楽しみに
してもらわないとって
考えてます。


子どもの頃に
楽しかったことや
ワクワクした経験は
一生モノ
だと私は考えてます。


それは
おもちゃやゲームでなく
文学でも
歴史でも
運動でも
何でもそうです。

音読が
そうであったらいいな、と思います。


次回は10/16(月)16:30〜
土佐日記

に入ります。


音読においては
古今和歌集を編纂した
紀貫之さんが書いた日記作品。


古今和歌集も大事だけど
日記ものとしても土佐日記の位置付けは大事です。

色褪せて見える古典の世界が
いきなり鮮やかにイメージできるような
土佐日記を目指しますね


大事な作品なので2回に分けて学習します。


親子クラス
お子さんたち可愛くて楽しいですよ

今日も読んでくださりありがとうございました。


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