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球体を描く

今回はモチーフ「サッカーボール」を使って、球体を描いていきます。 球体の立体感を捉えながら、ボールの模様の捉え方のポイント、皮の表現について考えながら描いていきましょう。 球体は、どこから見ても輪郭線は「正円」になります。 中心から同じ長さをとり、まずは正確な正円を描きましょう。 模様の無い球体であれば先に影を描いていきますが、複雑な模様があるモチーフですので、先に模様の位置関係を描いておきます。 目測で書いていくのではなく、中心線に当たる場所を確認するなど、目印に

制作過程「手と紙コップ」サンフラワー紙

前に同じモチーフ構図でデッサンをしましたが、今回は紙を変えて描きました。 ・TMKポスター紙とサンフラワー紙 TMKポスター紙とサンフラワー紙TMKポスター紙色はナチュラルホワイトで、細目の紙質です。対して、サンフラワー紙は純白色で中目の紙質を持っています。教室ではデッサンで主にこの2種類を使用していますので、比べるために描くことにしました。 開始30分 形と大きく明暗をとっていきます。 TMKポスター紙より目が荒く、色も濃く出ているのがわかりますか? この発色の良さ

1時間デッサン「ステンレスボウル」

1時間でステンレスボウルを描いたダイジェストです。 日々の制作の参考になれば幸いです。 Instagram https://www.instagram.com/art_school_kanazawa

1時間デッサン「アルミホイル」

1時間デッサン 続いてはアルミホイルです! アルミホイルなどのギラギラとした「どこから手をつけていいかわからない!」といった疑問に答えれればと思い、制作しました。 1時間での短時間デッサンで、端的にモチーフのポイントを見出し自分の腕を磨いていきましょう! 金沢美術学院 永井ちなみ

制作過程「手と紙コップ」TMKポスター紙

今回は、基本の手のデッサンの制作過程です。 白く、手に入りやすい紙コップをモチーフに制作していきます。 構図を探りながら、手の形を取っていきます。 鉛筆は3Bをメインに使っています。 この時、手の甲が見えすぎている事に気づいて、一気に形を変更していきます。 手の甲の形を一気に修正したのに気づきますか? デッサンをする中で、輪郭線をはじめに決めて塗り絵のように進めていく人がいますが、かなり危険だと思っていて下さい。 形の狂いに気づけず、完成まで描き込んでしまったり、気づい