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ずぼらママも楽しめた秋冬グランピング【手ぶらOK・都内から電車でゴーゴー】

「キャンプ行きたいけど、テント買うのはなぁ」
「車ないし、面倒だなー」

そう、それは3年前の私です(笑)
キャンプは楽しそうで行ってみたいけど、何から始めたらいいかわからない。グッズとか揃えるの面倒。置き場所も困る。

そんな私が今、キャンプにどハマりしてるんです!いや、正確に言うと「グランピング」にハマっています。

じつは私も、テントとか寝袋とか一式揃えてみたんですよ。それで3回くらいキャンプに行ったんですけど、2歳と4歳の小さな子どもを抱えて慣れないテント設営ってめちゃ大変

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キャンプ場で子どもだけで遊ばせておくのは危険だし、ずっと見張りが必要。その上、面倒なテント設営や、不慣れな場所で料理、試行錯誤して火を起こしたり、食べさせたり、冷たい水で片付けたり、寝袋広げたり、夜はちゃんと子どもたちが寝れてるか心配で起きたり、、、

楽しむために来たのに、帰る頃にはどっと疲れてて。普段の生活の2倍大変じゃない?ということに気がついたんです(笑)帰ってテントを乾かしたり、ずぼらな私がやるには、まだ子供が小さいと大変だなぁと。

そんな私たちが目を向けたのが、グランピングでした。グランピングは、アウトドアを楽しみながら、出してくれる食事を味えたり、夜は冷暖房のきいた快適な空間で寝れたりするというもの。

キャンプよりは値段が張るけど、子どもは屋外での遊びを楽しめるし、屋外だから親も子どもが騒いでいても気にしすぎないで済むし、なにより親もゆっくりアウトドアを楽しめるんです!これって最高。まさに私が求めていたプランでした。

そして探してみると、車だけじゃなくて、電車やバスなど公共の交通機関を使って行けるグランピング施設は案外多いんですよね。

そんなわけで私が最近行ってよくて、また絶対リピートすると決めているグランピング施設を3つご紹介したいと思います。とくに関東近郊に住んでいる方におすすめです。一緒にグランピングデビューしませんか。

映えと手軽さなら!PICA Fujiyama(山梨県河口湖)

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前から気になっていた、アウトドアリゾートのPICA Fujiyama。PICA系列施設は富士山の周りを中心にいくつかあって、その中でもいちばん行ってみたかったのが河口湖にあるここでした。
見てください、このアメージングドーム!

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ふかふかのベッドにごろんってしながら、スケルトンの壁から自然を堪能。星空だって見れちゃいます。冬は、暖房のきいたあったかい空間に。ああ、最高。

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夕食はBBQでステーキや、アヒージョ、ソーセージ、焼き野菜、ホットサンドイッチなどがセットに。これにプラス、私たちは海鮮や追加のお肉を持っていきました。
(河口湖にある大きなスーパー「オギノ河口湖店」で、食材やお酒を一通り買って行って大正解でした!炭や薪などキャンプグッズも手に入ります)

BBQをする場所はドームの隣にあって、屋根がついているので雨でも楽しめます。

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それから各アメージングドームは、ウッドデッキのテラスつき。子どもたちはハンモックに乗ったり降りたりして、永遠にふたりで遊んでいました。
朝はその横でおしゃれな椅子に座り、ホットサンドとコーヒーをいただく瞬間がたまらなく至福でした〜〜。

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朝食はこのほか、あったかいスープに、野菜たっぷりのサラダ、それから桃のゼリーがついてきました。

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アメージングドームを見ながらゼリーを頬張る、息子ふたり。子どもたちが食べ物に夢中になっているときは、親がゆっくりできるひとときです。

キャンプだと子どもと遊びながらお手伝いさせられるのがいいんですよね。この日も薪割り体験をすることができました。自分で割った薪に、草を入れて遊んでいます。

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それから無料でカートの貸し出しもあって、荷物の運び入れがとても楽にできました。カートは子どもたちが引っ張りだがります。

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ここはその他、共同シャワールームが広くてとってもキレイだったのも良かったポイントです。子どもたちを洗ったり着替えさせたりするのが楽でした。

天体望遠鏡の無料貸し出しもあって、夜はみんなで空を眺めたりしました。残念ながら雲に隠れてしまっていましたが、次へのお楽しみに取っておこうと思います。

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ロビーにはカフェや売店があり、追加のお酒や調味料、ちょっとしたグッズを買うことができました。

ここはまたすぐにでも行きたいなあ。アメージングドームの他に、一軒家のコテージもあったので2家族とかでも楽しめると思います。いずれにせよ、冬でもあったかくて快適なので、今シーズンまたリピートしたいです(笑)

PICA Fujiyama
山梨県南都留郡富士河口湖町船津6662-10

●電車でのアクセス
『河口湖駅』で下車し無料巡回バス
『富士山駅』からタクシー(15分・7km)


富士山を満喫するなら!Retreat Camp まほろば(山梨県河口湖)

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全てのサイトから、雄大な富士山を見渡すことができる、私の超おすすめグランピングエリアが「まほろば」です!気に入りすぎて、この夏2回も行っちゃいました。

まほろばは、自分でテントを持ってきて立てるオートサイトだけでなく、手ぶらでOKなパオみたいなかわいいテントが立っているサイト、トレーラーハウスなど数種類のサイトがあります。

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私たちが泊まったのは「リトリートハウス」っていう、ロッジタイプのお部屋。暑かったけど、中は冷房がきいてるー。冬はきっと暖房がばっちりだと思います。大人5人が寝ても余裕な広さでした。(幼児2人は添い寝)

お布団もふかふかで、快適そのもの。きれいなトイレやシャワールームも中にありました。トイレやシャワーが共同なサイトもあるけど、どこもきれいだそうです。

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BBQスペースはロッジの隣にくっついていて、炊事場もテーブルも広くてめちゃくちゃ快適!一緒に行った72歳の父は、キャンプといえば汚いイメージがあったそうですが、この場所を見るなり「なかなかいい場所だ」と言っていました(笑)

まほろばでは夕飯のBBQセットを頼むこともできるのですが、この日は私たちの他に両親や妹も来てくれたこともあって、自分たちで食材を調達。

現地にはバーベキューコンロや網などはもちろん、フライパン、菜箸、おたま、包丁、まな板、お皿など、調理に必要なものはほぼ全部そろっていました

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家から仕込んだ材料でつくったパエリアに、

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雄大な富士山を見ながら食べる、アクアパッツァ!あさりのダシがきいてて、これ以上ないってくらい贅沢な味わいでした。その他もちろん、お肉もたくさん焼いて食べて飲みました(笑)

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富士山は夕方が近づくと雲から顔を出して、、

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夜はこんな感じで月明かりに照らされ、とてもきれい。
下に見えるのは、まほろばのキャンプエリアです。テントの三角の並びは河口湖方面からも見えて、かわいいです。今度はこっちに泊まってみるのもいいかもなぁ。

朝・昼・夜と、それぞれ違った富士山の顔を満喫できるのは、このキャンプサイトのいいところ。それからスタッフの方がとても良心的で親切だったのも印象に残りました。

ここもまた絶対リピートしたい場所です。とくにこの「リトリートハウス」は、キャンプとグランピングの間を楽しみたい人にぴったりです。

Retreat Camp まほろば
山梨県南都留郡富士河口湖町河口山宮2553

●電車でのアクセス
『河口湖駅』で下車しタクシー
もしくは、河口駐在所バス停 → 徒歩25分


農あそび体験も!Re: HAKUBA(長野県白馬村)

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最後はこちら。長野県の白馬村にある「FARM&CAMP Re: HAKUBA」です。白馬って遠いイメージでしたが、新宿駅からスーパーあずさで一本で来れるんですね!電車が好きな息子たちと窓の外の景色を見ながら乗っていたら、あっという間に到着しました。

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私たちが行った5月の白馬はまだまだ寒くて、スキー場が営業中だったほど。でもこのしっかりしたテントの中は暖房がきいていて、毛布もたくさんあって、とても快適でした。

グランピングの場所から北アルプスの山々が見えて、長野まで来るとなんだか周囲の空気まで変わる気がします。澄み渡っていて、とっても気持ちがいい。

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ここのグランピングが良いのは、農あそび体験ができること。東京に住んでいるとさせてあげられない農業体験が、ここではグランピングとセットでできるんです。

私たちはビニールハウスの中で、いちご摘みをさせてもらいました。いちごを摘んで、そのまま食べさせてもらえるんです。いちごを食べても食べても怒られない!息子たちにとっては楽園のような空間でした(笑)

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夕飯は雨が降っていたけれど、屋根つき・暖房ありの、あったかい空間でいただくことができました。
まずは前菜からスタート。このポテトチップス、なんと自家製だそうなんです。さっき摘んだいちごがのっていて、長男は「いちごの葉っぱだ!」と気づいた様子。おお、よく覚えているねぇ。

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バーベキューコンロでぐつぐつしながらいただくアヒージョと、

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焚き火を見ながら飲む白ワインが、しみる〜〜ぅぅ。飲み物はなんと、飲み放題でした。瓶ビール、赤ワイン、白ワイン、酎ハイ、お茶、ジュース、なんでもそろっています。

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息子は、普段は飲ませてもらえないジュースを、焚き火を見ながら味わっていました。

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お肉はダッチオーブンで焼くチキンか、バーベキューかを選ぶことができました。私たちはバーベキューセットにしました。長野県はお肉や野菜や、どれを食べてもおいしいんだなと感動

ここのスタッフの方もとても優しくて、キャンプに不慣れな私たちにいろいろと教えてくれました。夜は大きな焚き火を燃やしてくれて、子どもたちが寝たあとに、ここでゆっくり飲む時間が至福のひとときでした。

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足がじんわりあったまるわ〜〜。また行きたいわ〜。

白馬は冬のスポーツのイメージしかなかったのですが、それ以外の季節も、大自然を堪能しながらグランピングが楽しめることを知りました。何より、雄大な自然とその空気感は、白馬ならでは。体じゅうの空気が総入れ替えするほどの、リフレッシュ感を味わえます。

この澄み渡る空気をもとめて、また近いうちにここも絶対リピートしようと決めています。

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FARM & CAMP Re:HAKUBA
長野県北安曇郡白馬村大字神城24197

●電車でのアクセス
JR大糸線「白馬駅」もしくは「飯森駅」から無料送迎車あり


どうでしょうか?行ってみたい場所はありましたか。

テントだと寒いけど、グランピングだったら小さい子連れでも冬まで楽しめるのも魅力だと思います。ぜひぜひ一緒に楽しみましょう。

小森谷 友美
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