きっかけ
富士山頂に夕日が沈む -1-
これが富士山と夕日を写した初めての写真である。狙ったわけでもなく、通りがかりにふと見たら、今まさに富士山の斜面に夕日が沈むところだった。2009年1月19日のことだった。
小・中学校の理科の授業で見た、こんな絵を思い浮かべながら考える。
地上から見た太陽の通り道は、冬は低く、夏は高く、常に同じではない。冬至から夏至にかけて、日没点は毎日すこしずつ北に向かって動いていくはずだ。
1月19日は冬至を過ぎているから、日没点は左へ(北へ)と毎日少しずつずれて行くはずだ。明日か、明後日か、ごく近い内にあの太陽が富士山頂に沈むんじゃないだろうか。
もっともその瞬間を見たのは、たっぷり3年後の事である。忙しさで忘れていたのか、曇りの日が続いたのか、そのあたりはよく覚えていない。
このノートは、過去に自分のブログに貼ったダイヤモンド富士の写真を、少しレタッチしたりしなかったりしてお贈りしています。
今回の写真:水元公園前交番近くにて2009年1月19日
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?