金にならないエッセイ #1

Twitterのアイコンに使ってる、キルギスのカルパク被ってギター持ってる写真で某出会い系アプリのプロフに使い、魔が差したのかGPS位置詐称機能を使ってロシアや中央アジアとかに設定してスワイプしまくってたら、大量にマッチングした。そのうち、やり取りが長く続き、インスタに移行して、1年以上経っても未だに相互フォロー状態でやり取りもたまにしている人が10人程度いる。そのうち数人は現地で実際に会っている。あくまで友人の関係だけど、ありがたいことだ。現地在住や留学には到底構わないものの、現地の実情や知見をインスタのストーリーや投稿を通して知ったりすることもある。

で、本当に何人かは現実であったことはないが、時折インスタのメッセージでやり取りすることがある。大抵向こうから来る。時差もあるのでレスポンスはお互い遅くなりがちだが、まあ他愛ないことや話題のトピック、インスタのストーリーの投稿内容に関したこととか。

でも、いかんせん実際に会ったことはない。その人のイメージはなんとなく抱いているが、実際に会ってある程度共に時間を過ごしていないとわからない。相手側も同じだと違いない。相手の日本人が実生活でもコミュニケーションが下手だと、思っているかはわからない。が、少なくとも俺は英語のメッセージで時々コミュ障をカマすのである。

それが、英語力の欠如によるものなのか、はたまた素で根本的にそうなのか、相手はどっちを思っているのだろう。

おそらく「日本人は英語が苦手」というステレオタイプを頭の片隅に入れていると思う。幸い、それのせいにして誤魔化すことはできる。でも、いずれ化けの皮が剥がれる。後々真実を知って大きなショックや失望を与えてしまうくらいなら、自分の素だと理解してもらうしかないな。でも、「僕コミュ障で〜す」なんてアピールするのは変だからやりたくない。だから、相手の裁量にかかってしまう。無理だったらここまで、って風に。そうなったら俺は納得いくが、同時に深い悲しみに陥ってしまうだろう。

で、そんな悲劇に陥りたくないと、どう返すべきか、どういう話題を降るか、まだやり取りを続けるのか、それともここで終わらせるのか、悩みに悩んでチャットする状態が続いている。レスポンスの速さを求められない故にできるのだが、日本人カップルのLINEだと到底彼氏の株が下がるやつだ(余程多忙ではない限り)。悩みまくって、もはやビジネスメールを書いているような感覚に陥っている。あくまで友人関係のちょっとしたやり取りなのに。それで選択肢AかBか悩んだ末にAを選択するが、レスポンスが良くなく、結局Bにすればよかったってことが多々ある。前から。

まだ実際に会ったことないという言い訳があるが、もはや相手の人種、性別関係なく、自分はコミュ障って結論になってしまう。コミュニケーション術の本を、資格の教本ばりに読み込むしかないのか(でも、今まで何度もトライしたが、途中で読む気失せたりとか、別のタスクを優先して読まなくなったんだよな)。

いずれにせよ、相手は何を求めているのか、どうしたら喜んだりプラスの結果に導けるかを、自力で考えないといけないのが今の課題。

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