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古今集巻第十五 恋歌五 814番

題しらず

藤原おきかぜ

うらみても泣きてもいはむ方ぞなきかがみに見ゆる影ならずして

題知らず
藤原興風
恨んでも泣いても言う相手がいない、その言う相手は鏡に見える自分ではないので

「いはむ方」は、言おうとする相手、ですが、言う方法、とも取れます。その場合は、
「恨んでも泣いても訴える術がない、鏡に見える自分が訴える相手ではないので」
とも考えられます。

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