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【セルフ実験台】カフェインの効果を最大限に得るためのカフェインコントロールについて

カフェインコントロールについて

 カフェインコントロールとは、カフェインの効果を最大限に得るためにカフェインの摂取量をコントロールすることです。勝手に作った言葉なのですが、すでにこの言葉は存在するようです。しかも僕の定義するのと同じ意味で。
 僕はこれを日常的に行っていて、どのぐらいの量が適切であるかを探っています。こちらの活動について記述していきます。

カフェインの効果とは

 カフェインの効果についてはさまざまあるかと思いますが、僕がターゲットとして最大限に得ようとしているのは、脳の活性化作用です。この効果に絞って最大化の営みを続けています。
 カフェインの脳活性化の作用機序については、簡単に言うと「興奮性の神経伝達物質が大量に放出されるよう働きかける」ことです。神経伝達物質の作用を阻害する物質に対して妨害的に作用します。妨害の妨害→興奮性の神経伝達物質の働きが活発になる、という機序となります。

 カフェインの脳活性化作用について、おそらくは「眠気が飛んでなんとなくシャッキリした感じになるやつでしょ」ぐらいの認識の方が多いかと思います。しかしながら、カフェインコントロールによって効果はグンと上昇します。

カフェインコントロールをした時の体感効果

 では体感的にどういった効果が得られるかを箇条書きにて列挙します。
・意欲が湧いてくる
・思考が止まらなくなる
・なんか頭が温かい
・目がバキバキになる
・早口になって相手に被せ気味に話すようになる
・好戦的になる

 コーヒーを飲んでから2~3時間ぐらいは↑の効果が持続します。客観的に見てヤバイです。
 ヤバイ人になるのになんでやるの?っていうと、この状態が多幸感が強いからです。特に「意欲」については、割と何でも楽しいこと、好ましいことに思えてきて、腰が重くて開けなかった本を読み進めるようになったりします。
 僕はもともとボーッとしがちで、いわゆるブレインフォグのような感覚を若い頃から持っていました。そのような人にはカフェインコントロールは効果てきめんではないでしょうか。

カフェインコントロールのデメリット

 デメリットも割と看過できないものがあるので列挙します。
・ヤバイ人になる
・カフェイン飲料を好きな時に飲めなくなる
・効果が切れたときの体感
・カフェイン断ちの過程で経験する頭痛

 1番目については人目を気にせずに生きられる人ならさほど大きなデメリットではないですが、接客業や、思春期で繊細な人間関係の中に居る人などはやめておいた方がよさそうなポイントとなります。そこそこ衝動的になるので、絶対に壊したくない人間関係があればよしましょう。
 2番目もまあまあ無視できない要素です。コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶などなど、多くの美味しい飲み物を制限する必要があります。ペットボトルのお茶を水代わりに常飲している人も居るかと思います。
 3番目についてはカフェインの摂取量をどの程度まで制限するかによって変わってきます。たとえば一週間に一杯だけ、ここぞのタイミングでコーヒーを飲むといった強めの制限をかけた場合、カフェインの効果が切れたときに得る体感も大きなものとなります。この体感としては、眠気、悪寒などが主なものでしょうか。カフェインは摂取量を制限すると強い効果を発揮するということが、ここからも分かります。
 4番目が最も手強いと感じます。日本人は世界の中でもカフェインが身近な生活をしているそうです。先ほども書きましたが、ペットボトルのお茶を水代わりに飲んでいるというような、カフェイン漬けの生活をしている人も多いかと思います。現在カフェインを多く摂取している人ほど、カフェインの減量によって頭痛などの副作用が発生する可能性が高くなるかと思います。

カフェインコントロールの実践

 僕が現在行っているカフェインコントロールの方法は下記のとおりです。
・カフェインを摂取してよいのは、月、水、金、土の週4日
・摂取してよい日はコーヒー2杯までを目安に摂取する
・その他の日は慎重にカフェインを避ける

 上記の運用で実践しています。他にも、
・月、水、土の3日間だけ摂取
・毎日摂取できるが、1日コーヒー一杯まで
 などの方法を試してみましたが、今のところ僕の体に最も合っているのは現在の週4日運用のようです。この週4日運用では、不思議なことに、カフェイン摂取不可の火、木、日にもまあまあ頭が働いて、まあまあ意欲的に動けるという効果が得られています。
 これを週3日運用にすると、コーヒー摂取後の効果は大きくなりますが、摂取不可の日にはボーッとしがちになるという状態になります。
 毎日摂取可にすると、コーヒー摂取後の効果は、眠気が飛んだかな?という、効果が存在するようなしないようなの状態になります。

 カフェインコントロールを実践する方は、自分に最適な運用を探してみてください。ちなみに僕は、毎日摂取から週4日摂取へ移行した際にも、頭痛を経験しました。

実践にあたっての落とし穴

 実践にあたって、落とし穴があります。それは、「意外なところにカフェインが含まれている」ということです。
・ほうじ茶、煎茶、玄米茶等だいたいのお茶
・ココア、チョコレート
・解熱鎮痛薬(バファリンプレミアム、ロキソニンSプレミアム等)

 鎮痛薬については、カフェイン断ちの過程で頭痛が多く見られることから、まるで図ったかのような落とし穴です。カフェインには鎮痛作用があるのです。
 そのため、鎮痛薬についてはカフェインが含まれていないものを選んでください。バファリンA、ロキソニンSプラスなどは含まれていません。

おわりに

 以上が僕の行っているカフェインコントロールについてです。僕は自分の体を実験台として、QOLを向上させる方法を探るということをある意味で趣味のように行っています。その一つで、体感効果が大きく、また誰にでも適用できそうな再現性の高いものがこのカフェインコントロールです。
 先に述べたとおり、繊細な人間関係の中に居る人にはオススメできません。その辺に頓着しない人だけ、一度お試しあれ!

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