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オリンピックだ!セックスだ!

なんだかんだで東京オリンピックの開会式を迎えそうだ。

ザハ・ハディドに始まり、エンブレムの盗作疑惑、都知事の相次ぐ交代、そしてこの1週間で小山田圭吾とラーメンズ小林の辞任解任と、問題が問題を呼ぶ泥沼のスタッフと、絶対に泥をかぶらない聖域の上級国民に二極化してしまった。実に嘆かわしいことだ。何が嘆かわしいかというと、必死で頑張る人間が正当に評価されないことにある。

しかしそう嘆いても、私のようなセックスを語る人間が表立った活動なんてできるわけない。小学生の頃に担任の先生に「うるせー黙れ馬鹿」と暴言を吐いたことが明るみになる程度かもしれないが、どんどん傷口が広がっていき、大学生の頃にゼミの後輩を食事に誘った際に手をつなごうとするも失敗した話なんかがどこかから出てきて、社会的に抹殺されていくのがオチである。

鬼越トマホークだったと思うが、お笑いわかってそうな好きなお笑い芸人の答え方として、ラーメンズを挙げていた。私もそう思う。ラーメンズと言っとけば知的な感じがした。そしてそれは今でも変わらない。というか、どこから掘り出したのかわからないユダヤ人虐殺ごっことかいう架空のごっこ遊びが不謹慎だというその論法はわかるんだかわらないんだかで、まあ、アンチラーメンズの人たちが何十年も溜めてきた渾身のネタだったのだろう。この手のネタは、一晩ではとうてい思い浮かばない。何年も熟成させて、タイミングを図ってきたはず。ご苦労様。

ラーメンズ好きなんですとわけもわからずに答えていた人たちの価値観をぶっ壊してしまったことは、非常に残念ではあるが、今度はなんだろう、好きな芸人はサンドウィッチマンとでも言っとけばいいんじゃないか。皆下々の下等国民なのだから、適当に固定化した答えを作っておけばいい。

繰り返すが、いよいよオリンピックだ。個々の種目についてあまり楽しみはない。適当にがんばって、適当に終えてほしい。金メダルの一方で惨敗した選手に対するメディアの当たりがきついので、正直なところメダリストだけチヤホヤするのはいい加減やめてやってほしいところだ。なお、パラリンピックであれば瀬立モニカ選手にがんばってほしい。縁もゆかりはないが、以前テレビで見かけて以来応援している。

オリンピックといえばセックスである。選手村で男子選手が一体どのぐらいの精子を飛ばし、どのぐらいの隠し子が生まれるのか。でも、隠し子が生まれてもこんなノリと勢いだけで生まれた子どもはきっと不幸なんだから、ちゃんとゴムぐらいはつけようぜ。

国民の退廃も見るに堪えないが、私のnoteのレベルもめちゃくちゃ低くなった。今度からちゃんと本気出す。

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