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【HSCを育てる】胃腸炎流行をきっかけに長女のメンタルが危うくなった話

うちの長女は繊細で優しい小学2年生。HSCの特徴にぴったりと当てはまります。今回は、そんな長女のメンタルが不安定になり、解決に取り組んだ話です。


きっかけは地域で胃腸炎が大流行したこと

1月、長女の通う小学校、次女が通う保育園で胃腸炎が大流行しました。もれなく、うちの次女ももらってしまい、昼夜問わず嘔吐が続きました。長女の小学校でも、教室で吐いてしまう子がいたようです。

「吐く」行為にこわがる長女

長女は、同級生や次女の嘔吐をみて、ショックを受け恐怖を覚えたようです!「自分は吐きたくない」「吐くのがこわい」という気持ちで、泣くことが増えました。吐くのをこわがるばかりに、食事をあまり取らなくなりました。さらに、吐き気を訴えるようになりました。実際には吐かないので、おそらく気持ちの問題です・・・

学校生活にも影響が出始める

次第に「学校に行きたくない」という日が増えてきました。朝も起きられず、気持ちがおちつくまで待ってから、遅刻して登校する日々。
これは不安障害になりかけているのでは・・・不登校のはじまりなのでは・・・と思い、私にもやべぇと危機感がでてきました。

メンタルの病院を探してみるも見つからない

まずは、病院にいくことを決意。近くにある唯一の児童精神科に電話してみましたが、予約がいっぱいで、初診を受け付けてないとのこと。心療内科も手当たり次第電話しましたが、基本18歳以上しか受け付けてないとのこと。
子どもがメンタル崩したときに、通える病院ってあんまりないんだな・・・

とりあえず小児科に行ってみる

適切な病院が見つからなかったので、ひとまず通いつけの小児科に行ってみました。吐き気があるように本人が感じていること、怖がって学校に行けないときがあること、を説明。
「こわい気持ちはまぎらわしながら生活するしかないね〜!」とお医者さん。娘に「大丈夫だよ。吐き気は治るからね。おくすり出しておくね。」と言い、整腸剤を出してくれました。

お医者さんの言葉と薬がお守り代わりになる

整腸剤は、お医者さんが気休めで出してくれたものです。でも、結果としてこれが良い役割を果たしてくれました。「この薬を飲めば治ると先生が言ってくれた」そして「ママが自分のために病院に連れて行ってくれた」というこの2つが、娘の心に効いたようです。

そして現在、回復傾向にある

娘は9割方、学校に遅刻せずに行けるようになりました。食事も普通に食べるようになりました。一気に回復したわけではなく、1ヶ月くらいかけて回復しました。
ただ、まだ「こわい」「いやだ」という言葉を使い、学校に行き渋ることも多いです。(行き渋るだけで、結局学校には行きます。)仕方なし。

病院以外の対策

不安が多い娘が少し生きやすくなるように、自己効力感をつけてほしいなと思っています。「いますでにできていることを、ひたすら認めたり褒めたりする」という作戦を行っています。朝起きられたこと、おはようが言えたこと、学校に行けたこと、ママとおしゃべりできたこと・・・なんでもいいので「出来ていること」に、目を向けるよう仕向けております。じわじわと自信がつく良い効果が出ていると感じます!おすすめです。

繊細な子の子育てを楽しもう

今回は大変だったな疲れたな・・・仕事も遅刻・早退ばかりになって職場に謝りっぱなしだったし気まず〜〜〜い・・・という本音もありますが・・・
でも、「不安」とか「自己効力感」とか娘のメンタルを考えるいいきっかけになったな〜とも思います!娘に感謝。
次の試練は、進級&クラス替えの4月かな!?ゆるっといきましょう〜

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