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#14 メロディと言葉

健康上の理由からChiraの活動はしばらくお休みを頂いておりましたが、1/7より無事に復帰できました。ご心配をおかけしました。
本来このnoteに書くべきことって、休業中になにをしてただとか、なぜ休業に至ったかだとか、そういうことだよねっていうのはわかってるんですが、今日はそれは置いておいて新譜の話をさせて下さい。宣伝ではないです。いや、若干は宣伝の要素もあるわ(笑)

今、アルバムを作っていて。4/30にリリースするんですけれど、今回のアルバムは制作手法を大きく変えている。

それは「歌詞」を大事にすること。

Chira もそうだし、今の時代ほとんどのバンドは曲先だと思うんだけどね。曲先も悪くないし固まったメロディに言葉を当てはめていく形式美としての楽曲もありっちゃありだけど、「歌」って本来、言葉にメロディがついてくる、つまり詞先が本来の姿だと思うんです。農作業の合間に口ずさむブルースってそういうものだったんだろうし、やっぱり「歌」である以上、言葉を大事にしたいなと。プライベートなものをなるべく排除してフィクションとしての楽曲を書く方法もあるだろうけど、僕のスタイルとしては感情や言霊を出したいからね。

メロディというのは不思議なもので、どんなにクサい詞や、どんなに個人的なことでも、メロディに乗せると普遍的になるんだよね。言葉だけだとそれは独り善がりであったり、愚痴でしかないけど。曲と言葉が合わさることで別な一つのメッセージになる。

作っていて面白いなと思うのは、言葉がメロディを紡いでくれる瞬間ですね。お正月は実家に帰っていたので、曲作りなんてものは満足にできなかったんだけど、スタバで書いた歌詞の原案から自然とメロディが頭の中で流れて、そのメロに引っ張られて全体のアレンジも出来たりだとか、言葉でないぶん感情が伝わりやすいっていうのはあるのかもしれない。

「言葉とメロディと合わさってひとつ」という原点に戻って制作している感じ。そこに、僕の場合はギターという個性が彩りを加えているってことかな。

実は、アルバム発売前にシングルカットします。
タイトルは「さようなら/幸せな人たち」。
ダブルフェイスです。

今、試聴音源を制作中なので、そこはもうしばらく待ってもらわないといけないけど、
予約は既に開始しています!

2曲入りで¥500(税込)。
ご希望の方はこちらからどうぞ!

久々だから忘れてた。
今回のテーマは「メロディと言葉」です。

Chira

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