見出し画像

人生はピアノと共に

私はピアノの音が好き。
弾くのも好きだが最近は貸スタジオに行くも直ぐに飽きてしまう。
なので決して上手くはない。

母が独身時代、保母をしていた影響で、自宅には古い型のピアノが長年置かれていた。
しかし、母が時折一人で童謡弾き語りする姿はレアだった。

今と時代は少し異なり、近所の生活音は「お互い様」で全く気にならなかった。 

子供の声、喧嘩する声、大きな笑い声、リコーダーの音、私が弾くピアノの音。様々な音が日常に溢れていた。

4歳からピアノを約9年程習わせてもらっていたが、基礎であるクラシックピアノは先生が厳しく、よく手を叩かれた。
弾き方等もかなり細かく注意された。

グループで行うエレクトーンレッスンは出来も悪く、街の子達には馴染めず、母に怒られ憂鬱だった。
正直とても辛かった。

中学生になり吹奏楽部(テナーサックス)に入部したお陰で忙しくなり、ピアノを辞めることが出来た際、両親には申し訳無いがホッとしていた。
イエーイ!という感じだった(__)

そして大人になり、ジャズピアノに出会う。

金曜日になると時々音楽好きな友人と街の小さなジャズライブハウスに行き、結局またピアノを習いたくなった。

次はジャズピアノで自由な表現を学んだ。

先生は優しく熱心。
楽譜やジャズのルーツ本を買ってきてくれたり、アレンジを変えてくれたり、ピアノを弾きながら体を動かす方法を教えてくれたり、ジャズの楽しさを教えてくれた。
結局交代勤務でやはり長くは続かず。。

そして数年前
引っ越しと共に長年のピアノにサヨナラを告げたが、どんなに古くてもピアノがある生活は幸せだった。。

お婆さんになってもジャズが弾けるお婆さんになりたい。かき鳴らすのだ。

公民館等で伴奏し、懐かしい歌を皆で歌ったりしたいな。
今でもピアノ伴奏して皆で歌いたい。

今はキーボードピアノで練習。

レイ・チャールズの名曲。下手っぴ。

昔は辛かったけど、やはり何でも習得した技術は一生モノだ。

いつか自分の弾いたピアノで誰かの心を揺さぶる事が出来るかもしれない。

習わせてくれた母に感謝💐
🌼ありがとうよ🌼

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?