秋空とカレンの歌声
まだまだ暑い9月の夕暮れ。
あと数分で沈みそうな太陽はメラメラと大地を照りつけていた。
たまたま見かけたおじさんは眩し過ぎるのか顔を手で覆い指の間から、太陽が沈むのを見ている。
まるでヴィジュアル系バンドの決めポーズみたいに。
沈みそうな夕日が照らす黄金に広がる稲穂の景色は圧巻である。
それをみながら私は中古で購入した
昔のカーペンターズベストを聴いていた。
長年大切にしていたのだが
実家の車を借りた際、父が何故か挟んで割ってしまい、諦めていた。
秋になり何故かまたカレンカーペンターの歌声が聴きたくなってしまった。
やはり歌声も曲も本当に色褪せずただただ
美しかった。
ピアノのイントロから始まる涙の乗車券
ビートルズとはまた違う雰囲気。
学生時代よくピアノ弾き語りしては
カレンの歌声に憧れていた。
そしてCDのラストに入っている
イエスタデイワンスモアを聴きながら
何か色々と思い出した。
カレンカーペンターの歌声は優しい気持ちとどこか懐かしい気持ちにさせてくれる。
また買って良かった。
いつの時も素敵なカーペンターズ。
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