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お下がり👕メモリー

私には姉がいる。
私はちびまる。

昔から色々とお世話になっている有難い存在。

今回は幼少期〜学生時代のお下がりについて語ってみたい。
(ちょっと怒られるかしら。。)

たまたま姉とは3歳差であり、中学からは学校生活が重ならなかった。

丁度中1と高1だった頃。

入学して割と新品の体操服や自転車や鞄等が目立つ時期。

私も幾つかは揃えて貰えたが、学校生活に慣れてくると割とお下がりを普通に愛用していた。
何となく着慣れた服なので着心地が良かった。


昔はそれが当たり前の生活であり、違和感無かった。


通学のお下がり自転車も6年目になるとペダルを漕ぐたびに
ガコン、ガコン!と鈍い音がし、
(カッコー号)
と友人が名付け每日4キロの道程を通学した。
雨の日は全身カッパ着用。

雨の日の教室には自転車通学者のカッパが干してあった。
自然と隣り合わせな生活に細かな事は気にしていられない。


学校のジャージもお下がりを名前の刺繍を変えたりして普通に着ていた。

そんな中
時々母が買ってくれる新しいジャージや靴等は夢の様に嬉しかった。
暫く眺めたりしていた。
(一応普通の一般家庭でした。。)

物を大事にする両親。

大人になり色々購入する様になったが

お下がりの経験があるからか、何なのか
中古製品を見極める目、無意識に物を大事にする癖がついたらしい。

壊れない扱い方が身に付いたのか。。
やけに壊れず長年使用している私物が多い。


数十年全く壊れないキャラクター目覚まし時計
数十年全く壊れないメガネ
だいぶ昔に購入した服やバッグ達

決して高い物では無いのだが
お下がりの習慣により何か大切な精神が身に付いた気がする。

物を大事にしなさい。
御世話になった人も大事にしなさい。
昔戦争を経験した祖母が遺してくれた言葉。


でも。。
物をあまり増やさず潔く捨てる事も時に必要。
断捨離。

次のお休みにはいらない物を整理し
身軽に、シンプルに生きてみよう。



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