昨日から姉が実家に帰省してます。

姉は私とは真逆の性格。
どこまでも自分中心。自分が大好き。
自分の思い通りじゃないと機嫌が悪くなる。
人の都合なんてお構いなし。

姉ちゃんが機嫌が悪くなったり怒ると
めちゃくちゃ怖い。
怒鳴る、手が出る、物を壊す（投げる）は日常茶飯事。


季節の折に親族で集まる時は
みんなが姉ちゃんの機嫌を損ねないように
姉ちゃんの顔色を伺っているのがわかった。
私もそうだった。

みんなが姉ちゃんに合わせて予定を立てる。
そして
姉ちゃんはだいたいその予定を打ち壊してくれていた。

だけどだれも姉ちゃんには怒らない。

親族の集まりは嫌いだった。


学校で問題を起こして先生が家に来ることも度々あった。
警察ざたになったこともあった。
家族は姉ちゃんに手を焼いていた。

そんな姉のことをずっと軽蔑してた。
だけど、ほんとはずっと羨ましいと思ってきた。

親の意識が
姉ちゃんにばかり意識が向いているのが羨ましかった。
寂しかった。
お父さんとお母さんにもっと私を見て欲しかった。
でも言えなかった。

代わりに出来もしない勉強をまじめに頑張って褒めてもらおうとした。

世渡り上手のプロとは姉ちゃんとことだと思ってた。
上手く生きてるよなあ、ほんとに。


でも、私も歳を重ねていろんな経験をして、
姉ちゃんといろいろ話したりいろんな部分を見たりしていく中で

決して姉ちゃんは私が思っていたように
いつも上手く生きているわけじゃないことを知りました。

人生イージーモードなんだろうなって思っていた姉ちゃんだって、
私の知らないところでたくさん悩んだり、辛いことや、苦しいことを乗り越えてきたことを知りました。

こんなことはここで言うことでもないかもだけど
姉は次男を10ヶ月の時に乳幼児突然死症候群で亡くしています。


私には想像できない。
愛する我が子が、
昨日までは元気に笑顔で生きてくれていた我が子が
朝起きたら冷たくなっているなんて。

そんなことを乗り越えて（いや、乗り越えるしかなかった、が正しいか）
姉ちゃんは今、明るく、自分なりに人生を楽しんで生きている。

尊敬しかない。

昔は大っ嫌いだった姉ちゃん。

今はすごく仲がいいし、私のよき理解者です。

そりゃたまに自己中で周りを振り回すあの性格にイラッとしたりもするけど。笑


自分とは性格や生き方が違いすぎる姉ちゃんが
とても興味深くて面白い。

姉ちゃんのことは羨ましいと思うけど、
姉ちゃんにはなりたいとは思わないし、

私は姉ちゃんみたいに上手く生きれないけど
そんな自分が大好き。

姉ちゃんも
私も
それでいい、
そう思える。

きっと、今日も
私の知らないところ、見えないところで
みんながいろんな思いを抱えて生きてる。

生きるってすごいことだなあ。


何が言いたいか分からなくなったｗｗｗ

姉ちゃんのことは大好きです。
私のたった一人のお姉ちゃん。

姉ちゃんの妹でよかった。
いつもありがとう。