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【不安がない人はいない】不安性でも大丈夫

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妊娠、それに伴う悪阻(つわり)そして、出産後のばたばたした育児…
子供を育てていかないといけない、と思うと湧き上がってきたのが
「不安」。
以前の記事でも書いたのですが、自分には強迫症の部分もあり、不安と強迫症が混ざってもうどうしょうもないところもあります。
そんな自分だからこそ、様々な心の病に関する本を読んできたのですが、
今回読んだ「不安性でも大丈夫」というのは、症状をやっつけるでもなくそれでいいと認めてくれるようで、安心できる一冊でした。


不安は悪いことではない

未来に対してこういった事が起きたらどうしようと思うことは、生存戦略の一つで、不安に対して敏感な人がいるから、人間は生き延びてきたのだ、不安がない人間は淘汰されている、なので不安は悪いことではない、ということでした。これ一つでも救われた気持ちになります。

不安な自分を認めよう

「不安は悪いことではない」と理解したうえで、不安があることは実は
「未来志向」であるということでした。ただ、未来志向が強いために今を生きようという気持ちが薄くなる、楽しめない、ということです。

不安をなくそう、避けようとする行動は自分の不安を増幅させる

その不安を打ち消すために、対処をしてしまうと「次の不安なことが起きたらどうしよう」と思うあまり、過剰に対応をしてしまったり、動くことをやめたり、、、それがまた不安を呼ぶ…とう悪循環に入ってしまうそうです。
これは「シロクマのことは考えるな!」と意識するあまり、普段は全く考えないシロクマのことを考えてしまうという「シロクマ効果」(皮肉なリバウンド効果)と呼ぶらしいのですが、まさに私もこの罠に引っかかっていました。

ネットの世界は不安増強の世界

不安を取り除くための答えを探すために「ネット検索」をすると、
不安になる情報ばかりが集まってしまう、とのことでした。
ちょっとお腹が痛いだけでもものすごく稀な病気のことを例に出したり…そういう記事多いですよね。そうしないとみんながネットの記事を読んでくれず、書き手側の利益にならないためだそうです。
なので、「とりあえず検索」はやめたほうがいいとのこと。

あえて嫌なことをやってみる

「曝露療法」というのがあるらしいですが、
触ってしまったら不安なものを触ってみたり、パニックになりそうな場所に敢えて行くことで不安を解消する方法もあるそうです。
これは少し勇気がいりますし、誰かについてもらわないといけないですね。とりあえず私はこれをやるほどではないかな。(ただ牛肉が触れないというのはありますが、牛肉を扱うことが殆ど無いので大丈夫です笑)

不安の本を読むのをやめてみようかな

一つの不安解消方法として、自分は不安だから、強迫症だからと思って集めていた情報を止めてみようかなと思いました。
そう思えたことに少し進歩があるかもしれません。
不安や強迫症に立ち向かっていこうと勇気が必要なのはまだまだ良くなるまで時間がかかるよ、というサインで無視したり、ともにいると思えたのは一つの進歩なのかもしれません。


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