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【アスリートのイメージが変わった】諦める力

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今井むつみ先生との共著「ことば、身体、まなび『できるようになる』とはどういうことか」がとても面白く、それまで為末大さんのことあまり知らなくて、アスリートなのにアスリートっぽくないな、なんて思っていました。

調べてみたら「走る哲学者」って呼ばれている(?)方なんですね。

アスリートとはニュースのスポーツコーナーで紹介されているようなイメージ(本当に勝手なのですが)

  • 諦めない心を持ち

  • 正々堂々とまっすぐに道を行く

  • 清く正しく美しく

だと思っていたのですが、失礼ながら、

  • メダルが狙えそうな競技へ転向することへの「諦め」

  • 転向することは、昔から思っていた事から「曲がること」

  • 自分の夢を追いかけるのではなく、種目を変えることで上位を「狙う(美しくない)」

とアスリートのイメージじゃない!と感じました。

ただ、このイメージって勝手に私達が作ったり(作らされたり)しているもので、誰だって諦めることや曲がることや清くない正しくもない、美しくもないことはやっているわけで、アスリートだってそういうわけです。

有名になればなるほど、周りから「こうであってほしい」という期待が高まり、自分の選択がやりづらくなるのがプロスポーツの世界なんだな、と感じました。

アスリートの自伝は今後読んでいくかは、分からない…ですが為末大さんの本は機会があればまた読みたいです。

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