バリューブックスさんで古本で購入。
　「タバタ」よりも「TABATA」の方が有名かもしれません。20秒（30秒）やって10秒休む、の繰り返しトレーニングだとは知っていましたが、イマイチよくわかってなかった「タバタトレーニング」。
このブルーバックスで、世間で言われていることに誤解があること、そして「運動をするときの原則」がド文系の私でも理解できました。

「タバタトレーニング」は減量・脂肪燃焼が目的ではない

ネットで「タバタトレーニング」を調べると「減量・脂肪燃焼」=ダイエット、そんなニュアンスで書いてありませんか？実はタバタトレーニングの目的ではないそうです。本来の目的は「パフォーマンスの強化」だそうです。
ただ最近では少しですがエビデンスもあるというとのことですが。

「トレーニングの原則」「トレーニングの原理」を理解しないと効果はない

　タバタトレーニングに限った話ではないですが、トレーニングの目的を意識しないと効果はない、負荷を強くしていかなければ向上しない、など当たり前ですが忘れがちなことです。眼の前の「これやって痩せた人」「これやって筋肉ついた人」ばかり気にして自分に合っているのか、何故そうなのかといった原理原則を理解しない限り、次々と新しいやり方を試しては効果を得られず、また新しい事を‥の繰り返しになってしまいがちです。

このようなことから、「タバタトレーニング」のハウツーだけでなく、運動への取り組み方を深く学べた1冊でした。