2羽のトビ 探鳥会レポート<S渓谷編>1/2話 2023年11月
先日、ニコ支部F分会の探鳥会に参加してきました。
探鳥場所はS渓谷です。
S渓谷駐車場からSダムまでの遊歩道を往復します。
受付で記名し、保険料として参加費を支払いました。
ダムの堤体を撮影していたら、参加者が集まりはじめる様子が見えました。
慌てて集合場所に移動します。
今日のコースの説明の後、先頭が歩き始めました。
誰も歩き出そうとしないので、私が先頭の次に続きました。
最初は階段になっています。
階段を降りると川に出て、小さな橋に着きました。
探鳥会ご一行は橋の上から周囲を見ました。
残念ながら鳥の気配はありませんでした。
「こんなのが落ちていたッス」
たぶんこの参加者は都会から来ている人。
大きな手のひらに、小さな鳥の巣が乗っていました。
役員さんがのぞき込んで
「メジロの巣だね」
その人はメジロの巣を持って帰る気満々だったので、白いスーパーの袋をさしあげました。
持って帰ってどうするんだろう。
鳥がいないので探鳥会ご一行は先に進みました。
遊歩道を外れて、一度、ダムの堤体下近くまで行きました。
みんなで鳥を探したのですが、なにも見当たりませんでした。
ダム堤体の上に続く、つづら折りの道を歩きました。
上空にトビを見つけたので周囲の人に声をかけました。
「上空にトビ」
みんなで空を見上げました。
「2羽いる!」
「2羽トビだ!」(←ニワトリのだじゃれみたいなもの?)
薄く笑いが起こった頃、ダム湖に到着しました。
2につづく。
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