ちる@鳥見の時間

散歩しながらバードウォッチングをしています。 鳥見歴4年生、初心者でもないけれどまだま…

ちる@鳥見の時間

散歩しながらバードウォッチングをしています。 鳥見歴4年生、初心者でもないけれどまだまだヒヨッコです。 海無し県の田舎町在住で、ほとんど毎日が鳥見の時間です。

マガジン

  • イチオシ記事(野鳥多め)

    noteで出会った秀作記事を収集しています。鳥の記事が多いのはご愛嬌。

  • 探鳥会2024(野鳥観察会)レポート

    日本野鳥の会が開催する「探鳥会」に参加して、鳥のことに少しずつ詳しくなっていった記録になる予定。

  • 鳥見の日記

    バードウォッチングのためにあちこち遠出した時の記録で、特にお気に入りをまとめました。

  • 探鳥会2023(野鳥観察会)レポート

    「バードウォッチング教室」「市民野鳥観察会」が気になったときに読むと参考になるかも。

  • 連写もの

    鳥の連写に成功し、勝手にセリフを付けて遊んだもの、まとめ。

最近の記事

鳥類学者 川上 和人 先生のエッセイです。 小学校の頃の話が読めます。 https://bluespin.tokyo-shoseki.co.jp/reading/vol4-05.php

    • 良ったこと探し 探鳥会レポート<A公園編>3/3話 2024年4月

       先日、ゆる支部の平日探鳥会に参加してきました。  場所はA公園です。  探鳥会ご一行はさらに川の上流を目指しました。  白雪さんがずっと何かを撮影していました。  そっと近づくと桜に鳥がいます。  素早く移動しますが、それはメジロでした。  せっかくなので一緒にメジロを撮影してきました。  ひと区切りしたところで、大急ぎで探鳥会の列を追いかけました。  少し進んだところは視界が広く開けたところでした。  目の前を川が流れています。  川の水はみどりがかった青、岩

      • ゴメン、トビだった 探鳥会レポート<A公園編>2/3話 2024年4月

         先日、ゆる支部の平日探鳥会に参加してきました。  場所はA公園です。  探鳥会ご一行は桜が満開の場所で思い思いに桜と鳥を楽しみました。  「エナガ!」  「今なら桜とエナガが撮れる!」  ゆる支部は写真展も企画しています。  なので、鳥の写真を積極的に撮って!という所はキビシイのです。   青空ではないので残念でしたが、エナガをゆっくり撮れたので、楽しめました。  初江さんが  「そこにコゲラ!」  葉っぱが多い木でしたが、コゲラは太い幹を登っていったので、時々

        • シメさん集合 探鳥会レポート<A公園編>1/3話 2024年4月

           先日、ゆる支部の平日探鳥会に参加してきました。  場所はA公園です。  私が着いたときにはすでに10人ほど集まっていました。  あいさつをして受付に名前を書きました。  駐車場周辺には桜の木が何本かあってヒヨドリが飛び交っていました。  集まった人たちは  「ヒヨドリが宴をしている」  と言いながら観察していました。  ゆる支部代表は  「ホオジロの声がするけどどこだろう」  そう言ってキョロキョロしていました。  「そこの木に鳥が」  そんな声がしたので見てみる

        鳥類学者 川上 和人 先生のエッセイです。 小学校の頃の話が読めます。 https://bluespin.tokyo-shoseki.co.jp/reading/vol4-05.php

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        • イチオシ記事(野鳥多め)
          17本
        • 探鳥会2024(野鳥観察会)レポート
          67本
        • 鳥見の日記
          94本
        • 探鳥会2023(野鳥観察会)レポート
          146本
        • 連写もの
          7本
        • 探鳥会2022(野鳥観察会)レポート
          77本

        記事

          久しぶりに鳥見カフェ

           先日、探鳥会終了後に約束が入っていました。  せっかくなので待ち時間に外で昼食を食べることにしました。  今回も100円ショップで購入した固形燃料使います。  作業着を販売しているチェーン店がアウトドア用品にも力を入れていて、固形燃料を置く台を買ったことあるのです。  台を組み立てて、固形燃料を置きます。  私は水筒にお湯を持ってきていて、まずはやかんにお湯を入れ、沸かし直し、コーヒーを入れました。  以前は豆を買って、その場で豆を引いて入れるという凝ったことをして

          久しぶりに鳥見カフェ

          森が濃すぎて鳥が分からなかった 探鳥会レポート<S広場編>2024年4月

           先日、ニコ支部M分会の探鳥会に参加してきました。  場所はS広場という公園です。  桜の時期なので混むだろうと思い、早めに向かいました。  ところが標高が高すぎて、桜はまだ堅いつぼみでした。  逆に、これなら冬みたいに鳥がよく見えるのではないかと期待してしまいました。  受付を済ませると  「トイレが無いので今のうちに済ませてください」  と、声をかけられました。  私は探鳥会のレポートにトイレのことばかり書いていて恐縮だと思っていましたが、トイレの心配をするのは周

          森が濃すぎて鳥が分からなかった 探鳥会レポート<S広場編>2024年4月

          セリアという100円ショップで売っている4月始まりの鳥カレンダーが大変良いです。

          セリアという100円ショップで売っている4月始まりの鳥カレンダーが大変良いです。

          時に親鳥は非情さを持ってヒナを選別する

           Kさんは70代くらいの男性です。  山で暮らしていたから鳥に詳しいと言っていました。  探鳥会で教えていただいたKさんの話の中に、興味深いものがあったので書いてみたいと思います。  口調もそのままです。  山で鳥のヒナを拾ったら網に入れておくんさ。  (網と言っていたけど、鳥かごと思われます)  網にヒナを入れておくと、親がやってきて、ちゃんとエサをやるんだ。  ヒナが育って大きくなると、親は網から出てくるように促すんだ。  でも、ヒナは出られない。  ヒナが出て

          時に親鳥は非情さを持ってヒナを選別する

          カワセミを探せ 探鳥会レポート<K山編>2/2話 2024年4月

           先日、ニコ支部F分会の探鳥会に参加してきました。  場所はK山です。  しんがりを務める役員のIさん、近くにいた人をさして  「同窓会で、野鳥の会に入っていると話してね、同級生を誘ってみたの」  一緒に歩いていた男性は  「4月に入ったばかり」  「山奥で鳥と一緒に育ったから、俺がいちばん詳しいかと思った」  山で育った人は、鳥を見つける目を持っていると思います。  私がそう言うと「いやいや」と謙遜しました。  そんな話をしていたらふもとの池に着きました。  3つ

          カワセミを探せ 探鳥会レポート<K山編>2/2話 2024年4月

          桜と小鳥たち 探鳥会レポート<K山編>1/2話 2024年4月

           先日、ニコ支部F分会の探鳥会に参加してきました。  場所はK山です。  朝早く向かったら、かなり早く着いてしまいました。  今年は桜が咲くのが遅く、受付周辺で咲いている桜を楽しみました。  たくさんの人が集まった頃、定刻になりました。  「お集まりください」  この日の参加者はやや少なめでしたが  「ちょうどいい感じです」  とのことでした。  F分会長から最近の話題としてシジュウカラがジェスチャーで会話することが証明されたことが紹介されました。  先導の役員さん

          桜と小鳥たち 探鳥会レポート<K山編>1/2話 2024年4月

          カラスは人の顔を覚える

           カラスは頭がいい。  7歳くらいの子どもと同じくらいの頭脳を持っていると言います。  カラスの営巣中、巣の近くで目を付けられると執拗に攻撃されることがあります。  それはカラスが人の顔を覚えるからだそうです。  これは探鳥会にて、元自衛隊のモトジさんから聞いた話。  モトジさんの務める駐屯地にカラスが巣を作ったそうです。  物陰に隠れてこっそりカラスの巣をデジカメで撮影したところ、カラスに見つかってしまったらしい。  それ以来、外に出るたびにカラスが攻撃を仕掛けてく

          カラスは人の顔を覚える

          ありがとう、ルリビタキ 探鳥会レポート<K山編>5/5話 2024年4月

           先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。  場所はK山周辺です。  D寺で鳥合わせをし、探鳥会は解散となりました。  「ここで解散しますが、駐車場まで一緒に行きたいと思います」  探鳥会ご一行は集合場所だった駐車場に向かって歩き始めました。  D寺の裏には森が広がっています。  ウグイスやガビチョウ、コジュケイの鳴き声が聞こえました。  「シメ」  教えてもらった方向にシメの姿がありました。  くちばしの色が鉛色です。  鳥にお礼を言う礼子さんが  「先

          ありがとう、ルリビタキ 探鳥会レポート<K山編>5/5話 2024年4月

          カオジロガビチョウをのぞき見 探鳥会レポート<K山編>4/5話 2024年4月

           先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。  場所はK山周辺です。  探鳥会ご一行は小さな水路に出ました。  水路にカルガモが2羽いて、背の高い葦の茂みにそっと隠れました。  田畑周辺も鳥が少なくて、探鳥会ご一行はぽてぽてと歩いて次の川に着きました。  川の堰にハクセキレイがいました。  あちこち探したのですがカワセミはいませんでした。  カワセミがいないと聞いて初参加の方はガッカリしていました。  「タイミングが合わなかっただけだから、また来てみて」  ベ

          カオジロガビチョウをのぞき見 探鳥会レポート<K山編>4/5話 2024年4月

          隠れるのがうまいツグミ 探鳥会レポート<K山編>3/5話 2024年4月

           先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。  場所はK山周辺です。  探鳥会ご一行、足が悪いメンバーもいるため、ゆっくり下山しました。  山を下りたところにお寺があって、休憩しながら全員が揃うのを待ちました。  「そこにコゲラ!」  お寺の近くの木にコゲラがいて、しばらく観察させてくれました。  足の悪い人と、付き添っていたO分会長がおりてきて、全員が揃いました。  ここからD寺まで少し街中を歩きます。  アンテナを指して  「スズメ」  電線を指して  

          隠れるのがうまいツグミ 探鳥会レポート<K山編>3/5話 2024年4月

          小さな沢のキセキレイ 探鳥会レポート<K山編>2/5話 2024年4月

           先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。  場所はK山周辺です。  探鳥会ご一行はその先にあるK山案内所まで行き、そこで休憩をしました。  前回参加した人は「前はここで混群に会った」と言って、案内所の隣の沢を覗いていました。  黒縁メガネが印象的な黒縁さんが話し始めました。  「T地区の探鳥会でさ」  鳥の名前を言ったら「本当か?」と疑われたり。  似ている鳥の名前を挙げて、鳥の判定を迫られたりしたらしい。  「O地区は先生が優しくていいよね」  私はT

          小さな沢のキセキレイ 探鳥会レポート<K山編>2/5話 2024年4月

          アカゲラ、木を破壊中 探鳥会レポート<K山編>1/5話 2024年4月

           先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。  場所はK山周辺です。  私が着いたときには受付が始まっていて、私は3番目に名前を書きました。  今月の「K山通信」もいただきました。  O分会探鳥会では広報を配布していて、毎月、楽しみなのです。  私の地元は桜がまだあまり咲いていません。  「こちらは桜が見頃ですね」  先に来ていた人たちは首をかしげて  「今年は遅くて、まだ8分咲きくらいかね」  私のすぐ後ろに顔見知りの女性が並びました。  この方は秋にO分会探

          アカゲラ、木を破壊中 探鳥会レポート<K山編>1/5話 2024年4月