先日、ゆる支部の探鳥会に参加してきました。
　今回はＭ公園とＯ歴史公園をはしごします。

　Ｍ公園の森の中、草が刈られてすっきりした谷間で、鳥が出てくるのを待ちました。

　上空を指して「ハイタカ」と言った人がいました。
　私が探し出したときには山の向こうへ行ってしまう１秒前くらいでした。

　笹藪の中で茶色い鳥が動くのを見つけました。
　「ガビチョウ、みっけ」
　そう言ったら、周囲の人がガッカリしていました。

　待っている間に雨がポツポツと降りました。
　傘を出すのを迷うような、ほんの少しの雨でした。

　ちょうど出ていたアオジ２羽が、藪に引っ込むのを待って、探鳥会ご一行は歩き始めました。

　谷間から丘の上へ異動しました。

　丘の上から周囲の木を見回すと、葉っぱのない木にカシラダカがたくさん止まっていました。
　その中に１羽だけツグミが混ざっていました。

　さらに進むと舗装された道路に出て、その先にＯ貯水池がありました。

　さっそくみんなで貯水池をチェックしました。

　役員のＭさんの声がして
　「何かいるかい」
　私に聞いたのかなと思ったので、見えた鳥を答えました。
　「コガモ、カルガモ、マガモのメス」

　Ｏ貯水池は、冬に水を抜いていたため、水鳥が居つかなかったのです。

　探鳥会ご一行、少しガッカリ。

　それをなぐさめてくれたのは、周囲に集まったシジュウカラやヤマガラでした。

　公園に来る人からエサをもらい慣れているようで、すぐ近くまでやってきて、たくさん撮らせてくれました。

　エナガも一緒にいたのですが、エナガはすぐに飛び去ってしまいました。

　探鳥会ご一行は集合場所だった駐車場まで戻りました。
　「ここで鳥合わせをします」

　鳥合わせとは探鳥会で見た鳥を確認し合う作業です。
　「アオジ、いましたね」
　「シジュウカラ、いましたね」
　「ヤマガラ、いましたね」
　「エナガ、いましたね」

　「それでは行ける人はＯ歴史公園の南駐車場に向かってください」

　ここで一度、解散となりました。

　Ｍ公園からＯ歴史公園まで１７分だとナビに表示されました。
　私もＯ歴史公園に向かいました。

３につづく。