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倒木にアカゲラ 鳥見散歩<K自然観察園編>2/2話 2024年1月

 先日、鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんと鳥見に行ってきました。

 場所はK市にある自然観察施設として整備された森林公園です。

 カラスザンショウを確認した後はトンボ池に向かいました。

 公園になる前は田んぼだったという、段々畑のような階段状の土地に水を張って、トンボ池としています。

 モカさんが「何かいる」と言って足を止めました。
 私も急いで目をこらします。

 動いているものを見つけたので、私は鳥の名前を言いました。
 「アカゲラ!」

 「え?」
 「ん?」
 モカさんが見つけたのはアカゲラではないみたい。

 「向こう側の土手、斜めに倒れている倒木にアカゲラ」
 モカさんは私が構えているカメラの先で方向を知ったみたいに見えました。
 「本当だ、よく見つけたね」

アカゲラ

 アカゲラは枯れ木に穴を開けるのが好きなキツツキです。
 「アカゲラ、倒木でもいいんだね」

 倒れている木は、巣穴にはむかないでしょうけど、ごちそうにはありつけそうです。

倒木にアカゲラ
(珍しい)

 アカゲラを満喫したので歩き始めました。

 次の鳥もモカさんが見つけました。
 「いた、紐の所、ルリビタキ」

 人が入れないようにロープが張ってあるところに、ルリビタキのオスが止まっていました。
 「おぉー、青ルリ!」

 カメラを構えたらパッと飛んでしまいましたが、次に止まったのは休憩用のテーブル。
 とても分かりやすいです。

 ルリビタキは上の木に飛び移ったり、遊歩道の反対側の木に止まったりしました。
 あまり遠くに行かなかったので楽しくルリビタキを撮影しました。

ルリビタキ

 「淡い青だったね、もう少し濃かったらな」
 なんて、ぜいたくを言うモカさんでした。

 私たちは山道を登って、また降りてきました。

 山道ではあまり鳥に出くわさなかったです。
 水がないからかもしれません。

 また、ふもとまで戻ってきました。

 「いた」
 モカさんが小鳥を見つけました。

 シジュウカラの混群で、エナガやコゲラがいました。
 でも、常緑樹だったので、葉っぱに隠れてまったく撮れませんでした。

 駐車場のところでモカさんがジョウビタキのオスを見つけました。
 気配に敏感な子で、ジョウビタキはさっさと姿を消しました。

 そういうわけで、残念ながらほとんど鳥を撮れませんでした。

 まぁ、アカゲラとルリビタキを楽しめたので、満足して帰路につきました。

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