夏の鳥池、クロツグミはきれい好き。
夏の鳥池というのは、私が勝手に付けた名前で、夏鳥がたくさん来るからというのが由来です。
夏の鳥池を眺めていると、黒っぽい鳥がやってきました。
背中が黒くて、首や胸も黒、おなかは白で黒ゴマ模様が入っています。
ひと目でクロツグミに違いないと思いました。
お目々がクリッとしていて可愛いです。
そう思った途端に羽根を羽ばたかせて、少し離れた所にいたもう1羽にドカッと飛び蹴りを入れました。
蹴られた方は、慌てて離れた場所に逃げました。
蹴りを入れた方が濡れたような漆黒なのに対し、蹴られた方は濃い灰色をしていました。
灰色の方はクロツグミ若鳥なのでしょうか。
(調べたけど図鑑には載っていなかったので、これは個人的な見解です)
蹴った方も蹴られた方も、何もなかったようにバチャバチャと水浴びをしていました。
水浴びの時間は長くて、バシャバシャしている写真がたくさん撮れました。
黒い子がいなくなってから少しすると、オリーブ色の背中の子が出てきました。
クロツグミのメスです。
脇に黄色い色が入っていて鮮やかだし、お目々ぱっちりですごく可愛い。
メスもきれい好きみたいで、水を浴びてバシャバシャしている写真がたくさん撮れました。
クロツグミはなかなか見つけられない鳥なのに、こんなにたくさん撮れるなんて、とても贅沢な時間でした。
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