探鳥会レポート<N神社周辺編>1/3話 2023年8月 ハシブトガラスの若鳥
先日、ニコ支部T分会主催の探鳥会に参加してきました。
集合場所はN神社前で、神社周辺を歩きます。
集合時間は朝7:00でした。
8月だけど、朝早くなら大丈夫だろうと思いました。
雲の上の人たちは「8月は気温が高くなりすぎなので、基本的に探鳥会をやらない方針」と決めたようでなのです。
今まで、日中の最高気温が40度を超える予報でも開催月が他の月であれば探鳥会をしてきたのに、8月だからダメというのはなにか違うのではないかと思っていました。
この探鳥会は朝早くはじめて、暑くなる前に解散するとのことです。
いいぞいいぞと思うわけです。
この日は小雨が降っていました。
神社前に2~3人が集まっているのを横目に、車を駐車場へ。
トイレを済ませてから行くと、ちょうど受付が始まっていました。
「車をどこに停めてきたん?」
「そこの公営駐車場です」
「あ、なるほど」
そんな会話をしていたら定刻になりました。
分会長さんが先頭を案内する役員を紹介したり、コースの説明をしたりしました。
この日はニコ支部の前代表が来ていました。
分会長は
「今日は鳥に詳しい人が来ているので、知りたいことがあったら頭の白い人に聞いてください」
と、紹介していました。
先頭の合図で出発しました。
さっそく近くの電柱にカラスが止まりました。
鳴き声はカアカアとハシブトガラスに似ていますが、おでこの形はハシボソガラスに似ていました。
他の支部の役員を務めるベテラン姉さんが
「あれはハシブトガラスです」
「カアカアと鳴いたときに尾羽を振るのはハシブトガラスです」
子ども科学電話相談で、子どもカラスは種類の見分けが難しいと言っていたのは、これカア~と関心。
この日の朝、小雨がパラついたせいか、鳥が少なめでした。
電線にいるキジバトがブログ用になんとか撮れました。
少し進むと、高らかに歌う鳥がいましたが
「あれはガビチョウです」
「ガビチョウ……」
みんなガッカリ。
外国から輸入されてきたものが逃げて野生化した鳥なので、探鳥会では参考程度の扱いになります。
口数多めの高齢の女性が
「うちの庭に来るガビチョウに音楽を聴かせてやったら、音楽に合わせて踊ったのよー」
と、本当かどうか信じがたい話をはじめました。
誰も嘘くさいなどと否定しないのが探鳥会のいいところだと思いました。
2につづく
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