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【最新号紹介】治療(CHIRYO)8月号   発達障害×慢性疾患

連日の猛暑にぐったりしています。少しでも暑さから逃れようと、日が高い時間帯を避けて通勤するようにしていたら、地元の納涼花火大会の大混雑に巻き込まれてしまい…もうゲンナリ😖
花火も風情があってよいですが、暑い日は涼しい屋内(おうち、本屋さん、図書館など)で本を読んで過ごすのがオススメです!

さて、8月号の治療は発達障害を特集します。



特集の目次

■特別座談会:医療者×当事者
プライマリ・ケア医が発達症診療に向き合うために
(今村弥生,相原茉里,山田隆一)

■発達障害×慢性疾患 ケースレポート
発達障害×肥満・2型糖尿病(鈴木一恵)
発達障害×脳・心血管障害(木村勝智)
自閉スペクトラム症×在宅介護(横谷省治)
発達障害×知的障害×慢性疾患(喜瀬守人)
発達障害×呼吸器疾患(星野啓一)
発達障害をもつ児童・思春期の診療
 ─家族から情報をどう聞くべきか?─(龍田直子)
小児閉塞性睡眠時無呼吸症候群と注意欠陥・多動性障害(新谷朋子)
発達障害×子どものインターネット依存(館農 勝)

■発達障害への理解を深める
神経発達症:概念の変遷と診断について(牧田みずほ,他)
発達精神病理学の起源と展開
 ─発達障害とアタッチメントの障害をつなぐもの─(王 百慧,他)
発達障害をもつ人が使える社会資源(新野青那,他)
発達障害をもつ人の特性を踏まえた接し方の基本(青木省三,他)
薬物療法と発達障害(ADHD)(今村 明)

■コラム
回避・制限性食物摂取症とは何か?(山田 恒)
児童思春期の睡眠障害と睡眠薬の使い方(降籏隆二)
マンガが描くニューロダイバーシティ(小林聡幸)
医療者が発達症のとき ─周囲の理解とかかわり方─(森屋淳子)
発達症当事者が生活で困難を抱え得ることの一例(山田隆一)


「なんかうまくいかないな」その理由って…

プライマリ・ケアの現場で慢性疾患の診療にあたる際、「この患者さんは、もしかしたら発達障害の特性があるのかも」という疑問をもった経験はないでしょうか?
本特集では「発達障害×慢性疾患」のさまざまな組み合わせごとに、具体的な治療計画の立て方・説明のコツ・患者とのつきあい方を実践的にまとめました。


当事者×医療者の対談記事も収録!

発達障害の特性をもつ人が安心して慢性疾患の診療を受けられるように、当事者・医療者にとってどんな工夫が必要か?をテーマに、ディスカッションも行いました。
一括りに発達障害といっても、特性の程度にグラデーションがあります。みんなが一様に診断基準どおりの行動を取るわけではないから難しい。そんな多種多様な患者とうまくかかわるために必要なものとは…?必見です。


発達障害への理解が深まる

発達精神病理学や患者のもつ特性、コミュニケーションのとり方などについても精神科のエキスパートにご執筆いただきました。
そのほか、興味深いコラムも充実しています!気になる方はぜひ誌面をご覧ください。

若手医師に留まらず、患者を紹介できる施設が近くになく、試行錯誤しながら診療にあたっているすべての医療者を後押しする1冊に仕上がりました。
これからのメンタルヘルス診療の一助になれば幸いです。

「治療(CHIRYO)」2023年8月号
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文責:南山堂「治療」編集部 🐤

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