26歳になっても、わたしはずっとわたし
一つ年下の仲良くしている男の後輩が、突然聞いてきました。
「お前って来年26歳だっけ?」
「そうだよ」
「26歳の女っていいよな。一番いい」
え、26歳の女っていいもんなの?もっと若いほうがよくない?
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それでは、2020年の推しnoteということで、ご紹介させてください。
興奮して思わずコメントさせて頂いたくらいに、この曲との出会いが衝撃的でした。Juice=Juiceの『25歳永遠説』です。
アイドルそんなに詳しくない私が語るのはおこがましいので、とにかく曲を聴いて素晴らしい記事を読んでほしいんですが、自然と耳に残るメロディーとキャッチーな歌詞でテンション上がります。
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25歳。20代前半でちやほやされていた頃から時は流れ、いつの間にか中盤になっていて、気づけばアラサーとかいわれるようになっていた。
童顔なので見た目より若く見られることも多いんですけどね、バイトしてても「大学生みたい!」とかお客さんに言われて、「えへへ…」ってなったりしてるけど、よく考えろ。冷静になれ。お前はもう25歳だ。
できることならずっと25歳でいたいけど、体はどんどん年を重ねていく。お肌の調子はよくない日のほうが多いし、だんだん手や首に年齢が現れてくる。加齢ってこわい!!!
そんな風に毎日怯えて過ごすより、25歳って永遠じゃない?って思って過ごしたほうが楽しそう。
そう、永遠なんですよ。「アイドル25歳定年説」を逆手にとったタイトルらしい。やっぱりアイドルって若いうちしかできないみたいなイメージが今もまだ根強いし、男はいつの時代も若い女が好きなのも世の理かもしれん。
けどな!!そんなの25歳を必死に生きてるあたいらには関係ないねん!!周りがどうこう言おうとこっちは踏ん張って25歳生きとんじゃ!
どんなときもなんとかしてこられたから、これから先もなんとかしていける。そんなメッセージにぎゅっと胸を鷲掴みにされました。
ちなみに以前、25歳にまつわるこんな記事も書きました。「25」って特別なのかもしれないですね。
時間は平等に流れていくので、誰にでも平等に「死」や「老い」って訪れるものです。
25歳。まだキラキラしているのかもしれないけど、ふとした時に自分の将来を考えて真っ暗な気持ちになる。
私はこの先、どうなっていくんだろう。結婚するんだろうか。子どもに恵まれるんだろうか。親を支えられるんだろうか。
ぐるぐるぐるぐる悩んだフリをしていると、どんどん時間は進む。
『25歳永遠説』の歌詞でここが好き。
叶ったことも、果たせなかったことも、正解だと思えなくても、どんなにあがいても私は私。だったら、今の私を大切にしてあげよう。そんなメッセージが込められているようで、あたたかくなります。
あと半年くらいしたら、私はまた一つ年を重ねる。その日をどんな気持ちで迎えるんだろうか。
26歳になっても、25歳の私は死なない。
一つ年下の自分に笑顔で手を振って、バイバイできるといいな。
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