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子供の思考整理に・・・と気軽に始めさせた夏の日記がすごい効果を生んでいた!件。

こんちは。わたしの時代の夏休みは当然8月31日までギッチリあったので、最後の1週間は、悟空の元気玉のごとく「お、オラに力をっ!!!」とエネルギーを溜め込むことに2日かけ、残りの5日で、これまた溜め込んだ宿題をフルパワーでやっつけていくという「ドラゴンボール状態」を楽しんでたな。

今の子供は8月の最終週から学校なんすね。なんか調子狂うな〜。とか思いつつ、大人になった今でも、元気玉溜めて、今週はフルパワーで働いてるぜ。

◾️「何かを成し遂げる夏休みにしよう」とか偉そうに言う、休んでばっかの親(←わたし)

幼稚園年長と年少の子供らとの時間を確保するため、夏休みの仕事は稼働率30%で過ごし。来年から小学生だし、いろんな思い出をと思ったんだが、そんな中、旦那と夏休みの始まりに「何かを成し遂げる夏休みにしよう」とコンセプトを立てて、それぞれ「目標設定」をさせた。

年少男児・・・ひらがなを読めるようにする。夜おねしょしない。

年長女子・・・自転車補助なし乗れる。日記を毎日書く。

日頃から、子供ってのは覚えることが多いせいか「よく忘れる」。昨日食べたもの。行ったことのある場所。見たもの…。「あんなに行きたいって言って、苦労して連れてったのに忘れたのかよ!!クソがっ!」と思うことも多々あった。(去年の夏とかさ)。日記にしとけば、最後読み返して「そうだね、行ったね〜」って思い出話に花でも咲くんじゃねーかと思って。というわけで、日記を書かせることにした理由は以下3つ。

1:1日の出来事を整理して、書くという思考整理の基礎。

2:思い出話に花を咲かせて、自分の苦労を亡き者にしたくない。

3:単純にひらがなとカタカナの練習。

だが、上手くはいかん。ひらがな・カタカナの練習はさせるが、文章を構成するという力がないため、何を書いていいかわからないときた。「書いてどうするの」と聞いてきた娘に「思い出残そうよ〜」と回顧する醍醐味を延々と教えてみたが、いまいち腑に落ちてなかった。最初の3日くらいでイヤイヤ書いていて「こりゃもうダメだわ」とわたしは半ば諦めたが、旦那は𠮟咤しながらも続けさせてた。

しかし、10日を過ぎたあたりから、なんか変化が出てきた!

◾️効果①:文字の読み書きが早くなった。

「き〜よ〜う〜は、おま〜つ〜りに、い〜た」(今日はお祭りに行った)という、読経か?っていうくらい、1文字ずつ追いかけて読むので単語にならん。これを夏休みの終盤には「きょうは、おまつり に いった」となる。おおー。

◾️効果②:感情のアウトプットができるようになった。

「何が楽しくて、何が悲しい」か、これって大人になるに連れて、どんどんわからなくなる思考。大人になると「自分の好きなこと」さえようわからなくなる。それくらい、自分を見つめる時間もないし、子供の時は自然にできていた思考も大人になると消滅して、結局「自分のやりたいことってなに?」って大人になる。

子供のうちから、自分の楽しいとか、悲しいとかを文字にアウトプットしておけば、自分で「あ、楽しかったんだ」「悲しかったな」の感情と向き合える。今、本屋でノート術系の本がたくさんあるけど、自分で書いた文字以上に夢の実現度が上がる方法も、自分の思考を整理する方法も、心を整える方法もないと思ってる。

「ちょっとめんどくさかった」って日記に書かれて「え!そうだったの?」と横からショック受けた内容もあったw。でもそれも話題の1つ。なんでめんどいと思ったのか教えてくれた。ほうほう、この子はそういう性格なのだな、と発見した夏になった。

◾️効果③:1日の行動にトピックスをつけるようになった。

ニュースでよくやるやつ。「本日お伝えする内容はこちらの項目です」的なw。

今日の出来事を自分なりに、いくつかピックアップして順に書いていくという。「今日は、これとあれと〜、あとなんのこと書こうかな」ってまずは書くことを洗い出せるようになる。時短効率のためか、1日の過ごしている間に「あ、これ日記に書こう」って呟く。下の息子も協力して「これ、日記に書けば」と助言する。あっぱれ。

◾️ぜひ試してほしい「子供の日記」効果。

学校で夏休みの宿題に「絵日記」が出るところもあるが、1ヶ月の休みの中で、だいたい3日くらい書けばよかったりする。今回は、とにかく夏休み中毎日。5行だけ書くという習慣化に成功した。そして、同時にひらがな・カタカナも習得したし、カタカナで書くべき単語の棲み分けも身についたみたいだ。

感動した旦那は、夏休みの後半から「交換日記化」させて、自分でお返事を書いて、翌朝子供が読んで、喜ぶというやりとりをしていて、なんか羨ましすぃ〜w

夏休みは終わったんだが、娘は今も書いている。

◾️塾を否定はしないけど

夏休み中、同じ幼稚園の子どもたちは「塾の夏期講習」とか行ってた。ひらがな・カタカナを書く練習で「まつり」「にわとり」「ビーだま」など。

なんの脈略もない単語を書いていた。否定するつもりはないけれど、日記には、文字をしっかり書く力と、単語の読み書き、そして1日の振り返り、日記を書く工夫、感情のアウトプットなど・・・無限の可能性があると発見があったわ〜。

壁は最初の1週間だな。ここを根気よく向き合うために、楽しくトライできる子供の日記帳でも、企画しよっかな〜。

◾️おまけ

ちなみに、他の目標設定について。達成率は0%。下の息子については、おねしょを開き直って、びちょびちょでションベン臭い状態で深く眠っていた。キレて叩いても起きねぇ。眠っている間も思考整理。キミはもうそれでよし。諦めた。


#夏のオススメ

自分の頭の中を紙に書き出す整理習慣が「自分の幸せ」を引き出す手法の1つとして広めたいです。わたしがそれで幸せになったので、メソッドを作りたいと計画中です。