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組織ってなんだろう。


組織ってどうあるべきか。
色々考えてた時に先輩に教えてもらった「失敗の本質」という本を読みました。

日本軍が、大東亜戦争で敗れた時に各戦争に共通してある失敗の原因から、組織がどうあるべきかを説いた本です。

目的を持つこと
組織で行う「戦略」が、どう行った目的で遂行されている「戦略」なのかがあいまいになっていた。そのため、実際に戦略通りに動く人たちが、指示があいまいとなり、何のために今のことを行なっているのかわからなかった。
目的があるから、そのための戦略があり、そのための戦術が組まれる。それが、組織で実際に動く人が理解できなければ、戦略、戦術は意味がなく、成り立たないものになる。

クウキの存在
日本には、空気というものが昔から存在します。これは戦争でも同じでした。沖縄戦争に対して、現状からロジカルに説明した人がいても、その場の空気を壊したとして、冷たくあしらわれたり、批判されることもありました。
議論は上下関係なく、対等に行われなければなりません。そして、現状分析に基づいてロジカルに行われなければ、机上の空論になってしまうということです。

長期的な視野
自分が行う目的に対して、長期的な展望が日本軍にはなかったといいます。「長期的に見たとき勝つ見込みはない。短期決戦が勝負。」と幹部が口にしているほど、長期的な視野がなっかった。
1年後にはこうなって、2年後にはこうなっている。というように、長期的な視座をもって取り組む必要性がある。


続く…

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