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地球の裏側のことまで考えてみよう

2024.02.11 さよ

現在開催中の展覧会『服のおわりから問う - 古着の墓場ケニアからスラムの視点を交えて考える』に行ってきました。

主催のエシカルファッションブランド「SHIFT 80」は、アフリカ女性の生活支援(生理用品の配布等)に始まり、現在は新型コロナウイルスによって仕事を失ったケニアの方々との製品づくりや、スラム街に住む若者たちのモデル起用を行なっているそうです。

会場では、服のはぎれを縫い合わせてアップサイクルした衣類の展示販売、モデルとなった若者たちの写真や彼らが住むキベラスラムの現状を伝える写真が飾られていました。

先進国で不要衣類の回収が活発に行われるようになってきましたが、多くの服がリユースに回され、ケニアなどのアフリカの国々に流れ着いているのが現状です。
しかし、必要以上に届いた衣類は消費することができず、結局捨てられてしまい、そのゴミから発生する有害物質によって、さらに現地の生活環境が悪化しているのだとか。

まずは、作りすぎない努力を。
そして可能な限りリサイクルやアップサイクルをして、再資源化していくことが、今求められていることのように感じます。

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