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ナポリ〜シチリア旅行 2023 その2 ポンペイとナポリランチ

ナポリ2日目は「ポンペイ遺跡」を訪れました。
わたしは在伊16年でまだ行ったことがなく、そしてナポリにルーツをもつ夫も遺跡内の大劇場でオペラを演出したことはあるものの、全く他の遺跡は見たことないということで、全員初めてのポンペイ!

レビューを読み漁り、チケット売り場は行列覚悟、遺跡内には売店やトイレがなく、真夏は日影もほとんどなく過酷という前情報を得、3時間で周りたかったので最初の行列を避けるために、チケットとオーディオガイドを駅前にあるツアー会社に予約しました。
トリップアドバイザーで低料金のを探したので、オーディオガイドはイタリア語をチョイス。もっと探せば日本語オーディオガイドもあるかもしれません。

水は各自500ml+1.5lのペットボトルを持参したものの、途中で尽き遺跡内の水飲み場で水道水を汲んで凌ぎました。

日影がないので帽子が必須!大きめな石でできた石畳も多いのでスニーカーがおすすめです。


左上から時計回りに黒犬のモザイク、パン屋、神殿、円形劇場

道の真ん中に排水路があり、その両脇に住居や店舗が並んでいたとのこと。
住居の床には緻密なモザイク、壁にはフレスコ画があしらわれ、大小円形劇場と3つの劇場があり、非常に文化的だったことが偲ばれます。
パン屋や食べ物屋もたくさんあり、約2千年前に現在と基本は変わらない人々の営みがあったことが感じ取れました。


ポンペイの中心街から15分ほど歩いた秘儀荘には素晴らしいフレスコ画の数々と、ヴェスビオ火山が噴火した時に炭化してしまった人体が展示されており、一瞬にしてポンペイが火砕流にのみ込まれたことが想像できました。

4時間程の炎天下ポンペイ遺跡巡りの後は、ナポリに戻りランチ。
港と宿のそばで遅めの時間まで開いているナポリ料理のレストラン、Osteria Pignatelliにて。

ナポリのあるカンパーニャ州の名産、水牛のモッツァレラチーズ、ブッラータ(モッツァレラチーズの中がクリーム状になっているもの)とピスタチオペーストのブルスケッタ(オープンサンド)、ナスとモッツァレラとトマトソースの重ねオーブン焼きパルミジャーナ、ミートボールと、モッツァレラ&肉系のナポリ料理を堪能しました。

店内はモダン、ミートボール、ブルスケッタ、パルミジャーナ

ランチ後はジェラートを食べ、宿に荷物を取りに行き、スーパーで夕食と水を調達し港へ。
出航3時間前に来るようにフェリーのチケットに書いてあったのに従い、1時間は船外で並ぶことを予想して行ったら、なんとすぐに乗船(=最深部に駐車の悲劇は翌日)できて、2時間前にはキャビンに入り、船内をゆっくり探検しました。

ヴェスビオ火山とナポリ港、夕陽と別会社のフェリー

早めに夕食を済まし、翌日は7:30下船予定のため早めに就寝。2日目終了〜次回からやっとパレルモ編です。

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