Chisq

中年男の日記帳です。投資、子育て、読書感想を中心に日々思ったことをつらつらと綴っていま…

Chisq

中年男の日記帳です。投資、子育て、読書感想を中心に日々思ったことをつらつらと綴っています。

マガジン

  • 雑感

    日々感じたことをちょこっと

  • 子育て

    新米パパとして感じたこと

  • 読書感想

    読んだ本の感想をつらつらと綴っています。

  • 投資

    投資関連で感じたことまとめています。

最近の記事

マチネの終わりに

主演はお二人とも好きな俳優さんなので、公開当初から知ってはいたし、見たいとは思っていたが、子供が生まれてから映画館で映画を見ることはすっかりなくなった。昨日は2020年の仕事も終わり子供たちも早く寝たので、夜な夜なビール片手に一人で映画を見た。 舞台となる街はみな綺麗どころですし、俳優陣の豪華で、バックミュージックにクラシックギターが流れ、とても雰囲気があり美しい映画である。一方、ストーリーの方はなかなか感情移入ができず終わり方もなんだかもやもやした。 小説となる原作を読

    • 誕生日

      今日は42歳の誕生日。 いつもなら自分の誕生日を忘れがちなのだが、今年は節目でもないのに結構意識した気がする。年初に父を亡くしたせいかも知れません。 父に対する気持ちは複雑で、ずっと尊敬しながら嫌っていた気がする。父は才能があり、学問・政治・ビジネスどの分野でもそれなりに成果を出していながら、性格は頑固で人の話を聞かない。でいながら、人を惹きつける魅力のある人間だった。多くの友人に囲まれていたが、家族としては迷惑千万。大腸がんと診断された後も、治療に協力せず5年生存率が7割

      • 技能を買える時代に

        リンク記事のタイトルを誤解したことがきっかけで、今日のnoteを書きたくなった。 この記事は事故で手足が麻痺した患者がチップを脳に埋め込んだことによって、手が動くようになった患者を紹介している。また、写真を見ればすぐわかるように、ギターはおもちゃのような簡単なものである。 一方で、私はチップを埋め込むことによって普通の人がギタリスト並みにギターが弾けるようになったと勘違いした。昔ギターを習い、挫折した経験がある。最近また習いたいなと思った矢先に読んだ記事だからだろうと思う

        • 優秀な人に良くある失敗

          落語にはまっていた時期があり、今でもポッドキャストで「渋谷らくご」という番組を聞いている。最近は特に柳家緑太という噺家が面白く、お話を聞けるのが楽しみである。今年こそ実際にユーロライブに行ってみたい。 2019年12月最後の配信も緑太さんでして、大変笑わせてもらった。リンクを下に張ったが、シブラクの音声は1か月程度しか残されないらしく、ご興味のある方はお早めに。(以下少しネタバレもあるので、ご注意ください。) 今回のお話の中で、緑太さんはとある落語イベントに出演することに

        マチネの終わりに

        マガジン

        • 雑感
          11本
        • 子育て
          4本
        • 読書感想
          8本
        • 投資
          3本

        記事

          AIが十分に進化したら理系は必要か

          表題は以下のリンク記事を読んだときに感じた疑問である。 記事の内容を簡単にまとめると、今後はAIと共に働くことが必要であり、文系人材もこれからは、AIを活用するための最低限の知識を身に着けていかなければならない。もしくは、最低限の知識さえ身につければ十分に活躍できる。 確かにこれは一理ある。だいぶ昔になるが、AIが初めてチェスの世界チャンピオンに勝った時、さまざまな意見が飛び交っていた。しかし、今では「人間とAIがチームを組んだほうが強い」ということが定説になった。 一

          AIが十分に進化したら理系は必要か

          雲取山

          妻が子供たちを連れて里帰りしているので、ここ数日は久しぶりに一人で過ごしている。この週末も2泊3日の縦走をもくろんでいたが、仕事や友人の上京が重なり日帰り登山に変わった。 ということで、昨日は東京都にある唯一の百名山、雲取山に登ってきた。子供が生まれて以降、3年ほどのブランクがあったのでいろいろ心配をしていたが、実際にいろいろあって大変楽しい一日でした。 金曜日は上京の友人と飲み、少し遅めに寝たせいか、当日朝も五時半起床と少し出遅れた。そして一番の誤算は台風19号のせいで

          雲取山

          東京ディズニーランド

          この週末は久しぶりにディズニーランドに出かけた。娘にとっては初めてのディズニーランドであり、親としては楽しむよりも熱中症にならないかと心配していたが、どうにか無事に1日を遊びきった。 娘はまだ3歳なので、アトラクションはそれほど多く乗らず、園内で走り回ったり、ひたすら飲み食いした気がする。期待していたほど興奮したように見えなかった娘だが、家に帰ってくるなり玄関で泣き始めたり、翌朝はずっと遊園地の話をしているところを見ると、楽しかったのだなとしみじみと感じた。 学生時代以来

          東京ディズニーランド

          達成感

          8月に転職し、はや一ヶ月。まず感じるのは今の組織はフラットで、みんな優しい!そして服装も労働時間も自由度が高く、それでもみんなはハードワーキング。初めての異業種への転職もあり、新鮮な驚きが多い。 そんな中で私のチームは1年で一番の繁忙期に当たり、なかなかのバタバタぶりではあったが、何とか落ち着いてきた。振り返ると、この1か月は勉強することが多く、久しぶりに仕事で興奮を覚えた。 前職も決して悪い職場ではなかった。生まれた子供との時間を確保するため、文字通り9時5時の職場を選

          達成感

          妻と娘に学ぶコミュニケーションの基本

          ここ一ヵ月半ほどコミュニケーションに関する本を多く読んでいる。人間関係や会社運営において、多くの問題はコミュニケーションに起因するといわれている。 最近読んだ本で面白かった一冊は「人と企業はどこで間違えるのか?」である。リンクのサブタイトルにもあるとおり、企業及び人の成功と失敗を10の物語にまとめてあり、大変読みやすいのでご興味があれば是非読んでみてください。 この10の物語のうち、1950年代のGEに関するスキャンダルがありその主の起因はコミュニケーション不足にあるよう

          妻と娘に学ぶコミュニケーションの基本

          呼吸法

          皆さんは過呼吸の対処法をご存知だろうか? そう、紙袋か何かを口に当てて、その中の限られた空気を吸ったり吐いたりすることです。 私はアメリカのホームドラマから過呼吸という現象を最初に知った。恐らく、フルハウスかアルフあたりだろう。 幸いにして過呼吸になったことがないので、これについて深く考えることもなかった。袋を口に当てる理由も分からず、袋が膨らんだり縮んだりする場面の滑稽さだけが記憶に残っている。 ところが最近、「ハーバード&ソルボンヌ大学 根来教授の 超呼吸法」と言う

          呼吸法

          企業が責任を負う相手

          親の教育によるものか、それともケチな性格だからか、昔から食材を捨てる、お水や電気を無駄にするのに抵抗があった。そんなちょっとした無駄はせいぜい数円、数十円の話でしょ。それで気を悪くしているほうがもったいないと言われることもある。それはそれで理論として成り立つことも理解できるが、感情的にはやはり納得できない。お金はなくなったら稼げば良いが、失われた資源は簡単には戻ってこないといつも思う。結局のところ、そのエネルギーを費用としてみるか、資源としてみるかの問題になる。 これと似た

          企業が責任を負う相手

          The undoing project

          次の予定まで少し時間が空いたので、紀伊国屋で時間をつぶしていたら、たまたま標題の本が目に留まった。もともと著者であるマイケルルイス氏のファンで、学生時代から著書を楽しく読ませていただいている。これはどんな内容かと立ち読みのつもりだったが、つい物語りに引き込まれて本を買ってしまった。 内容としてはトヴェスキーとカーネマンという二人のイスラエル出身の心理学者にまつわるお話で、二人の研究は後にさまざまな分野の研究に多大な影響を与えることになる。そしてこの共同研究により、カーネマン

          The undoing project

          理解し合うのはやっぱり難しい

          昨日はとっても腑に落ちる記事を読んだ。内容としては、困窮している人ほど判断力が鈍り、無責任な煽りや”うまい話”に飛びつくことが多い。そして自分をさらにひどい状況に追い込む結果になる。著者の吉川氏はこのような弱者を煽りたてることによって利益を得ているインフルエンサーたちを厳しく非難している。 以前も書いたように、私もネットでは極論を語る人が多いように感じる。確かに極論のほうが分かりやすく、強いメッセージを打ち出せる。また、ある一面においては正論であることも多い。それでも極論が

          理解し合うのはやっぱり難しい

          This is your life

          お休みの日にVoicyを聞きながら家事をしていると、今まで聞いたことのない番組が自動再生された。LILYという方がやっている放送で、ボディーケアー系の内容だったと思う。番組の最後のセクションは「今日の一言」というもので、この中で「This is your life」という社是らしきものが紹介された。 この内容が妙に印象に残り、あとで調べてみると、Holsteeというデザイン会社のマニフェストらしい。こういうものをさらっと会社のマニフェストにできるのはやっはり格好いい。そして

          This is your life

          子育て反省録

          年末年始はバタバタしたこともあり、すっかりブログの更新を疎かにしてしまった。リハビリも兼ねて最近の反省点を一つ残したい。 家には2歳を少し過ぎた娘がいる。子どもの成長は本当に早く、半年ほど前からだろうか、毎日新しいことが出来るようになり感心して見ていた。いつしか自分で靴を脱げるようになり、帰宅の際はいつも自分で靴を抜いて、出来た!と誇らしげに言ってくる。それを受けて、凄いね!よく出来たね!と私も言い返してあげたりする。 このやり取りがとても好きだったのだが、年末あたりから

          子育て反省録

          「GAFA」

          話題の企業と大げさなタイトルという組み合わせはあまり好きではない。でも、ちょっとしたきっかけがあって3連休にこの本読んでみた。期待せずに読み始めたが、読み進めるうちに意外にも面白く学びある一冊となった。何事も先入観は良くないと改めて反省。 さて、各社の分析についてご興味のある方は本をご覧いただくとして、個人的に問題意識や面白かった点を以下のようにまとめてみた。 情報の普及によって人々の断絶が一層深まる 情報を得るためのコストが低下し、多くの人が情報を簡単に得られれば、誤解

          「GAFA」