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智保子ヘッポコ談★演奏中に消えた

マリンバ弾きの木上智保子です🐽

今回参加させたいただいたフェスティバルでは懐かしい再会がありました。

今年大学を優秀な成績で卒業され、今も大学院で更に音楽を深めてるビューティフルマリンバ奏者の坂口璃々己ちゃん!

りりこちゃんと知り合ったのは彼女が高校生の時…。時間が経つのは早い…。

出会ったのはパールキャンプという夏に開催される打楽器キャンプでのこと。

(言われて思い出したのですが)かなり歳が離れてるのですが時間割的に一緒にレッスン受けており、フェスティバルでりりこちゃんが演奏した曲を私がレッスンで見ていただいていました。

なつかしー❤️とキャピキャピしました笑

さて、今日はそのキャンプで自覚症状があるほど衝撃的な事件を起こしていたので智保子ヘッポコぷれいばっく。

気合いを入れた発表会!演奏の為頑張って履いてた厚底靴とのタイミングが合わず…

パールキャンプは様々な先生にレッスンを見ていただいたあと成果を発表する発表会があります。そこで私はその年開催されるコンクールの為に準備していたヴェロシティーズという曲を弾きました。

この曲は、音盤だけでなくふちを叩く奏法が出てきたり(スクワットの様な体勢になります)、音の跳躍が激しかったり(幅跳びしないと間に合わない、腕が届かない、腕が届かない!)、約8分間弾きっぱなし!

マリンバのレパートリーの中でも音楽的にも物理的にもハードな作品です。

身長158cmの私では飛んだり背伸びしたり体力的にしんどくて(当時使用していた楽器の高さも高くて)なんとか楽に演奏したい…

そうだ!ドーピングだ!厚底だ!!

当時流行っていた厚底サンダルに手を出します。

届く届く!!靴重いけど届く!!

今まで苦労して弾いていたところがかなり楽になりました。

ちょっぴり足元重めに感じるけれど、割と良い運動神経のおかげでいい感じに仕上げが進んでました。

ある先生には靴気をつけてねと言われていたのですが、まーったく気にしてませんでした。

沢山の学生が発表会で気合の入った演奏を披露し、いよいよ私の番!!

お辞儀をしてマレットを構えて演奏開始。

順調にスタート、下から上に駆け上がるパッセージが始まったー!

…のところで私は皆様の視界から消えます。

ええ、こけました。音も立てずパタンと。

自分でもよくわかってなかったのですが、会場のカーペットに足を取られそのままこけたのです。

パニックになりつつ、とにかく最後まで弾かねば!と立ち上がりそこからは無事に最後まで演奏。

煮えたぎる恥ずかしさ真っ先に席へと逃げました。

発表会では先生方が講評とともに順位?というか賞をくださります。

私はファイト賞を授与されました…笑

後にも先にも演奏中にこけたのはあの時だけなのですが、やはりインパクト大事件だったのでしばらく…いや、今でもあの話題は酒と笑顔が進みます。

今は程よい高さのヒール👠の靴で落ち着いております。

皆さまも厚底で演奏する際にはお気をつけくださいませ…。

CHIHOKO


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