※あまりポジティブな感想ではありません。

タイトル通り、劇場版名探偵コナン、緋色の弾丸をみてきました。

感想は「医療機器企業の人と見るな」「ガチ理系の人と見るな」という感じです。

というのも私がその人……夫と一緒に観に行って残念な気持ちになったからです（怒）

コナンは「ありえないけどありえるかも」というギリギリファンタジーじゃない路線を攻めていると思うのですが、今回は医療機器や化学系の話がたくさん出てきました。

そう、夫の超得意分野です。

映画を見終わった途端に「あの配管はおかしい」「MRIがおかしい」「重力はないのか」などなど、文系の私が記憶できないような、よくわからん用語を並べて、爆笑しながらコナンを批判しだす！しだす！！（笑）

「君の名はの彗星の軌道でモヤモヤした時と同じ気持ちになったわ」と笑う夫。

そ、そうですか〜〜！

夫のコナン批判を聞いてるうちにパンフレットを買い忘れてしまった（涙）

なんか今年はハズレだったかな。犯人の動機もゼロの執行人と同じような感じだったし…と思いながらも、ネットで感想を読んでると、普通に面白かった気もしてきた。

公が事実を隠蔽したことが犯人の動機になっていたが、公安とFBIの差が描かれていてよかったという感想を読んで、新鮮味を感じた。私にはなかった視点だ。

ペンと栄養ドリンク、どんな伏線かと思ってたけど、ケースを開けるためと場所特定のためとは思わなかった。コナンらしくて面白かった。

元太のうなぎのくだりもよかった。去年食べたうなぎを思い出した。また食べたいな。

すっごい個人的な話なんだけど、ゆみたんと赤井弟の恋愛がどうしても、両親の恋愛を見ているようなゾワゾワ感があってたまらない。作者はコナンはラブコメ漫画だと明言してるけど、無理にラブコメ入れなくていいと思ってしまうくらいに。
ネットで見ると可愛いカップルという感想がたくさんあったので、この感覚は私くらいかもしれない。

あとね、競技場にリニアが突っ込んだシーン、競技場作業員が自殺した事件を思い出して、胸が痛くなった。

最初に出た時点で、絶対に壊れると思っていたけど辛いものがある。無関係だしフィクションなのもわかってるけど！

赤井とコナンの考え方の違いは、前からファンの間で言われてたことだったけど、今回はそれが一般層にもわかるように描かれてしまい、ちょっとガッカリした。

そんなマニアック漫画じゃないから仕方ないね。

来年、どうやら警察学校の話になるみたいだけど、コナンはちゃんと出てくるのでしょうか？

安室透が好きな女ですが、やっぱりコナンがいてこその安室透なので……

文句を言いながらも見る自分が想像できる。