同人女をやめた話

去年の2020年、半年間くらい同人女をやっていました。

と言っても、同人誌は出しておらず、pixivやTwitterで同人作品を投稿してただけです。
一般漫画のカップリング二次創作です。

作品の評価は中の上くらいでしょうか。作品の投稿数が多かったので、界隈の人は一度は読んだことがあるようなポジションだったと思います。
神にはなれないけど、その下みたいな。とても評価される話と、フツーくらいの話の2通りって感じです。

しかし色々思って、同人活動をやめました。その結果ストレスが本当になくなった!

どんなストレスがなくなったのかを書きます。
4つくらいですかね。何を色々思ったのかも書きます。

1評価からの解放
無心で萌を追求してる時はいいのですが、投稿する前は怖くてたまりません。
どうせ評価されないから、投稿しなくてもいいかな?て思うことも多く、お蔵入りもありました。
投稿した後もすぐに反応がもらえれば良いですが、反応なしのブクマ増えずはキツい。
Twitterで反応はもらえても、pixivのブクマが全く増えないこともあります。これもキツい。そういうものは数ヶ月かけてジワジワ増えることもありますが、そこまで待ってられない。
適当な話が受けたかと思いきや、気合い入れた話がこけたり(これを爆死という)
でも一度評価されたりバズった楽しさを知ってしまうとだめです。また投稿、爆死、バズる、爆死……こんなことの繰り返しで、メンタル揺さぶられまくりました。

2他者比較からの解放
今まで一読者として楽しんでいた作品と自分の作品の評価を比べてしまう。
Twitterのリツイ・いいね数、pixivのブクマ・閲覧数などなど。純粋に楽しめなくなってしまいました。
今もカプは好きですが、本当に読まないです。同人誌も買わなくなりました。読んでも粗探ししてる気がして辛いです。
またあの人は神にフォローされてるのに私はフォローされてないなど……くだらないけど気にしてしまって、無理!

3同人女同士の交流からの解放
神でない場合は、自分の作品を読んでもらうにはTwitterでの交流は大切です。界隈作家の作品を読んで感想を書く、そして自分も書いてもらう。
面白い話であれば感想は書きやすいのですが、そうでないと地獄。まったく感想が思いつかないお話もありますよね。「かわいい」で終わらすには熱量が足らなすぎるし、この付き合いがなかなか苦痛でした。お互いに面白いと思ってる同士の交流ならともかく、そんなことは滅多にありません。

また界隈と関係ない話をするのも苦痛。お誕生日おめでとう!、お大事に!、美味しそう!などなど……オタク・同人と関係ない内容を同人アカウントに投稿する人たくさんいます。
全スルーは感じが悪いと思ったので、ちょくちょく反応してましたが、すっごい面倒。家族やリア友の間でやりなよと思う。
その人にとっては同人アカウントが1番の居場所なんだろうけど、私にとっては違うので、その辺の温度差もしんどかった。

4毒マロ問題からの解放
毒マロとは匿名のメッセージを送るマシュマロというサービスを使って、誹謗中傷することです。マシュマロは元々誹謗中傷は弾くシステムなのですが、うまいこと通り抜けてくるのですね。
それが届いた同人女は基本的に「こんなひどいこと言われた」と晒します。そして同人女はそれをみんなで一斉に励まします。
誹謗中傷は無視でよくない?と心底思ってしまう私には理解できず、毒マロよしよしタイムが始まるたびにタイムラインに出られなくなるので面倒でした。
私自身も毒マロまでいきませんが、嫌な感じのマシュマロは届きましたが、完全に無視しました。反応したら相手の思う壺でしょう。

あとはオタクとはいえみんな女。女同士の慰め合い、励まし合いみたいなことが苦手な私には、同人女界隈は合いませんでした。
作品が抜群に上手な人は、交流をしなくてもやっていけますが、私はそのレベルではないと思ってます。

一番は交流疲れ。あとは原作を純粋に楽しんでしまい、非公式カップリングの妄想もできなくなった。
交流に疲れる→カップリングのことを考えるのが苦痛になる→普通に原作を見だす

これかもしれない。わからない。

でも作品を投稿しなくなり、界隈の人と自分を比べなくなったので、すっごい気楽です。
同人女たちとの付き合いもやめたので、いいなと思った作品だけブクマしてリツイして感想を書いたりして。自カプは読みませんが、他キャラの恋愛要素なしの話とか読んでます。

のんびりやってます。

同人女辛いなと思ったら、SNSから適当に距離置いて、原作だけ楽しむといいですよ。同人女たちには適当に多忙とか言いましょう。
仕事でもないのに、くだらないことで悩んでたなって思えます。

また創作したくなったら、アカウント取り直すとかね。深く考えると体に悪いです。


おわり

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