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感染症流行下での結婚式体験記

こんにちは。先日結婚式を挙げました。
東京都内親族友人合わせて60人規模です。

感染症流行下での結婚式はとても気を遣います。これから結婚式を挙げる方に少しでも参考になればと思って記事にしました。

私たちの結婚式時系列

2019年秋
2020年夏に結婚式日を決める

2020年3月
緊急事態宣言発令

2020年4月
感染症流行により2021年春へ延期を決める

2021年1月
緊急事態宣言発令
2020年春決行を決める
出席して欲しい親族、友人に連絡する

2021年2月
招待状を出す

2021年3月
緊急事態宣言おわり

2021年春
結婚式決行

記念日に挙げる予定が無関係な日になりました。残念でしたが仕方ない。
延期による費用発生は招待状のみ。

出欠席者の状況

延期、感染症の影響を載せます。

親族
病気、事故で2人死亡
持病悪化で1人欠席
病気で1人欠席
延期により4人欠席者が出ました。

友人
直前に体調不良1人欠席
理由不明の欠席1人
延期関係なしで2人欠席者が出ました。

延期している間に大切な親族が亡くなってしまったのがキツかったです。
絶対に出席して欲しい高齢者がいる場合は、延期要検討です。今思えば2020年の夏は感染者が少なかった。決行すべきでした。判断はとても難しいです。

招待状の状況

招待状は結婚式の数ヶ月前に出して、回答期限が1ヶ月くらいあるのが普通のようです。

しかし私たちは直言まで2021年春決行を悩んでいたのでギリギリになりました。
感染症のピークは4ヶ月ごとくらいにくるとわかったので、緊急事態宣言に被らないだろうと判断し決行。

招待状を出してから2週間で締め切り。ですので、期間内にハガキが返ってきたのは全体の半分くらいでした。

締め切り3日後くらいで催促し、1週間後にはほとんど揃いました。催促時に出席連絡をしたことで気が済んだのか、ハガキが返ってこないこともありました。

親族の欠席はわかっていたので、招待状は出していませんでした。友人からの欠席ハガキは1枚、理由不明。後は招待状を出していいか聞いた時に「感染症が…」とグレーの方が2人いましたが、出席で回答してくれました。

延期の時、招待状を出す時それぞれ感染症については一切触れませんでした。
「感染症心配なら欠席でもいいよ」と声かけるのがマナーらしいですけど、私はしませんでした。自分から欠席しやすい状況は作りたくなかったからです。

以前もnoteで書きましたが、ハガキを待つのが本当に苦痛でした。夜眠れなかったり、ポスト投函の音が幻聴で聞こえてきたり。地獄

最近はweb招待状というのもあるらしいですね。招待状作り自体結構大変なので、親族がうるさくなければ良さそうです。

欠席の仕方について

欠席の場合は少し時間を置いてからハガキを出そうとかマナーサイトにありましたが、知りません。欠席自体いい気持ちにならないのでマナーもクソもない。

どうしても招待状が届いた後に欠席したくなった場合は以下をしてください。欠席後、確実に関係は悪くなります。欠席はしたいけど仲良しは続けたい人はこれをしてください。

①ハガキを出す前にLINEや電話で連絡
②欠席ハガキと共にお祝いを送る(渡す)
③当日は祝電を送る

欠席理由は素直に言ってください。喪中なら喪中。この時期ですから、変に濁されるのが一番嫌だと思います。

「今回は欠席させてください」
→今回は?とは?結婚式は一度しかないのでこの言い方はやめてください

「親・旦那が行くなっていう」
→人のせいにしないでください

「欠席者は何人くらいいるの?」
→余計なお世話です

「このご時世やめたほうがいいよ」
→余計なお世話です

インスタやTwitterでは遊んでる写真載せるくせに、結婚式は欠席する人、一生恨まれますよ。

欠席でもお祝いはご祝儀の金額(3〜7万)が一番です。自分の結婚式にきてもらっていたなら絶対。
そんなに払いたくない人は1万以上のものはあげてください。招待状を送る前に欠席連絡をしたならともかく、招待状を送った後に欠席したくなるのは本当に失礼です。
1万円以上なら内祝いがかえってきますよ。安すぎると内祝いを考えるのも難しい。

体調不良で1日前に欠席者が出ましたが、料理のキャンセルはできたので無駄になりませんでした。式場によっては1週間以内のキャンセル不可だったりするので契約の時に確認しておくといいですね。

結婚式の準備


結婚式のために美容院は結構通いました。
美容師に「この時期に結婚式?いいと思いますよ!」て言われてイラつきました。
ネイルやエステもしました。こちらも余計なことを言われたのでイラつきました。結婚式の話はしないほうがいいです。
こっちは毎日テレビで感染者や緊急事態宣言を心配してるのに、「心配ですよね〜」「本当にできるんですか?」など口出しされるのは疲れます。こちらが敏感になっているところに、彼らは無意識に微妙なことを言うので、ヘトヘトになりました。

当日

結婚式のイスの人数制限
式場内のエレベーターの人数制限
披露宴のテーブルの数を増やす
(8人がけを3〜6人にまで減らした)
賛美歌なし
フラワーシャワーあり
写真、食事以外はマスク着用
扉は開けておく
アルコールたくさんおく

アルコールやうがい薬のプレゼントはしませんでした。個人的にそんな気遣いするなら開催するなって思われそうだと思ったので。
最近はこういうのが流行ってるらしいですが、正直どうなんでしょうか。

テーブルのパーテーション設置も可能でしたがやめました。テーブルの人数を5人以下にすればパーテーションが設置できたのですが、どうしても6人以上になるところがあったので。

結婚式後の状況

クラスターも濃厚接触者も発生せず無事に終わりました。怖い方は挙式後すぐにSNSに載せるのはやめましょうね。SNSに載せた後にクラスター発生はやばいです。

最後に

私は感染症下で友人の結婚式に参加したので、どちらの気持ちもわかるのですが、出席側よりも主催側の方がかなり心配ごとが多いです。

出席側も心配だとは思いますが、主催側の方が100倍気を遣っています。この時期マリッジハイで浮かれてる人は誰もいません。

「延期した方がいいよ」
「本当にやるの?」
「この時期は仕方ないよね」
などなど…軽く言ったつもりでも主催側は本当に傷つく。

「大変だと思うけど楽しみにしてるね」
「絶対にいくからね」
こういう言葉はすごく嬉しい。

いろいろ嫌な思いもしましたが、人生で唯一主役になれる結婚式やってよかったです。

親族だけにするとか写真だけにするとか、いろいろ考えましたが、私は友人にもきて欲しいと思ったので、規模変更なしでいきました。

どこまで延期するかなども悩むと思いますが、この時期は勢いが大事ですね。
何人欠席者が出てもやる!みたいな気合いでいきましょう。

親族から中止しろと言われましたが、無視しました。全部聞いてたら疲れます。
程よくスルーしましょう。

おわり

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