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AI失業は今後起こりうるのか?

最近仕事をしていてふと思ったことがあります。
私の仕事がAIに奪われてしまう日がいつか来るのかな、と。

前々から、「20年後には日本の労働人口の49%が就いている仕事がAIに代替が可能で、AIの普及によって失業者が増える」と言われています。
とはいえどのような職種がAIに仕事を奪われてしまうのか?色々調べてみました。


主に労働者の基準は『ブルーカラー』と『ホワイトカラー』の2つに分類されます。

『ブルーカラー』
>>製造業、建設業、鉱業などの生産現場で直接に生産工程や現場作業に従事し、直接に物の生産に携わる労働者。
『ホワイトカラー』
>>専門的・技術的職業、中・下級の管理的職業、事務的職業、販売的職業、対人サービス職業などが主体であり、
  物の生産に直接にはかかわらず、非現業的職種に携わる労働者。


中田の安易な考えでは、簡単なパーツの組み合わせやマニュアル通りの労働等は代替しやすいため、ブルーカラーのAIが増えるのかなと。
ですが、色々調べてみた結果逆でした。

・AI登用には多大なコストがかかるため、私が考えていたような単純作業は、あえてAIに代替する必要がない。
・モノ作りにとって必要な、微妙な感覚が問われる手作業等は、機械にとって難易度が高い。

それに比べ、情報処理や価値判断などは、むしろAIの方が得意分野のため、ホワイトカラーの方が仕事を奪われやすいそうです。
例えば、人事の採用活動のような典型的なパターン認識や判別問題、査定一般もAIのほうが的確に上手にできるそうです。


たしかに最近”AI面接”というのも流行始めています。
私達の代わりにAIが採用面接を実施するため、受験者はスマートフォンで24時間365日、いつでもどこでも面接に参加できるそうです。

2019卒の新卒採用における採用単価の平均は約53.4万円と言われています。
内訳は、広告費・説明会開催費用・交通費・採用担当者の活動費などですが、AI面接に代替できればおそらく費用の3分の1程度削れるでしょう。

ただ人間の強みは「感情・人間力」だと思うんです。

面接をした時に経歴だけではわからない、「なんかこの人いいやん・・・!」という感覚がAIにはありません。
もし仮にちょんまげで面接に参加しても判断基準にならないのでは?とも勝手に思ってます。
(前職で、経歴は良いがついているボタンのほとんどからはみ出ている糸がどうしても気になって不採用にしたことがあります、、、)

ですが、新卒採用においては大体3~5次面接まで行う企業様が多いので最後の1回を除いてAI面接に切り替えれば、
あがり症の方や、人前で上手に話ができない方等は逆に良いパフォーマンスができるのではないでしょうか。

話がそれてしまいましたが、AIとの棲み分けが大事ということですね。

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