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久々に「周囲を苛立たせる人物」と出会って思ったこと

久々に、「周囲を苛立たせる人物」と出会ってしまった。本人にその自覚がないので非常に厄介だ。

具体的に言えば、人の悪口や周囲へのマウンティング発言が多い人物だ。

できれば関わりたくない人種だが、完全に接点をなくすことができない状況だった。

そこで、穏便な対応から始めてみた。

まず行ったのが「適当に受け流す」だが、この手の人物にはまったく効き目がないものだ。

予想通り、その試みは失敗に終わった。

次にやってみたのが「それとなく距離を置く」だが、これもまったく通用しなかった。

それどころか、「逃げるほど追われる」の構図になって大失敗に終わった。

この手の人物は例外なく厚かましいことをすっかり忘れてました…

で、不本意ながら少々露骨に「相手にわかるように避ける」「相手が望む返答をしない」などの対応を心掛けて相手の様子を見ることにした。

しかし、そこまでやっても気づかない…いや、気づかないふりをされてやはり失敗に終わった。

それならば…と、今度ははっきり「(相手の言葉に)賛同できない」などと言ったら、ようやく向こうから距離を置いてくれた。やれやれ。

少々大人気ない対応になったことは不本意だったが、結果的にはそれでよかったと思っている。

そのような厄介な人物に「大人の対応」は通用しない。相手につけ込まれてこちらが消耗するだけだ。

経験からそれはわかっていたが、相手がどのような人物かを見極める前にうかつな対応はできなかった。

だからこそ、無駄だとわかっていても穏便な対応から始めたのだが、今回もお約束の経過をたどる結果となった。

もちろん、初めからはっきり態度に出す方が早期で解決できただろう。

しかし相手は高齢者。こちらの対応によっては突然キレられたり、興奮して急死されたりする恐れがあった。

それで、段階的に色々試したわけだが、そのやり方は間違いではなかったと今は思う。

その人物と同類にならないように私も気をつけよう。

その手の人物は弱そうに見える相手だと舐めてかかり、強そうに見える相手には気を遣う。

また、自分は絶対的に正しいと思っているようで、不都合なことはすべて周囲のせいにする特徴がある。

生まれつきの性分なのか育ちがそうさせるのかはわからないが、そういう人には子どもの頃からその片鱗が見えていることが多いようだ。

また、高齢になるとその性質が強化されるので、若い頃よりはるかに厄介な人になる。

当然そのような人の周囲からは人が離れていくのだが、当の本人はその理由がまったくわかっていない。

その結果、さらに周囲を苛立たせる言動でますます周囲から嫌われ、理由がわからないまま逆ギレする人も多い。

しかし、どうしてそうなってしまうのだろうか?なぜ嫌われる理由が自分にあると思わないのだろうか?私にはまったくわからない。

ただ、そのような人物とは極力接点を持たない方がよいことは間違いない。

また、相手につけ込まれてこちらがおかしくなる前に強く出ることも時には必要となる。

今回のことで改めてそのことを認識した次第だ。

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