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自分の為の入院日記

〜まずは備忘録〜

2024年2月12日
朝起きたら右の肩から手首にかけて痺れてる…感覚が変かも…
前日の長時間ドライブで肩がこったのか?
とりあえず休日当番医を調べて整形外科を受診。レントゲンにて、頚椎のヘルニアと診断。痛み止めをもらう。「そんなに痛がるほど酷いヘルニアじゃないから、もしかしたら一度MRIを撮った方がいいかもね」と言われる。

2月13日
仕事前に設備の充実した脊椎のクリニックへ。
初めてMRIを撮った。海堂尊の本にある『がんがんトンネル』を体験。
雑音ばかりが続き、ヘッドホンの音楽もよく聴こえない。どの時点が検査最高潮なのか、全くわからん。
先生からは「頚椎の中の神経に炎症がある。これがクリニックの限界です、詳しく検査できる大学病院に紹介状を書きます」との事。大学病院の予約をとってくれるらしいが、一カ月待ちもザラだそう。「体調が悪くなったら、自分で大学病院に電話して早めてもらえないか相談してください」と。
一時間遅れで出社。主任と話す。腕が動かないこと、できそうな仕事について。
主任から症状をオープンにして、皆がサポートできる体制にしたいと言われ承諾。
公表したわりに今日は普通に仕事したぞ…。
かなり疲れたので、明日は5時間勤務にしてもらう。

2月14日
昼過ぎ出勤なので、ちょっと余裕。
と、思っていたら、右太ももあたりの感覚が鈍い。昨日勤務先の同僚から言われた事が気になる。「脳に腫瘍かもよ」「脳卒中の親戚は前日まで片腕がおかしいって言ってただけだったよ」
脳卒中的なやつじゃないか診てくれそうな病院に行こう!仕事は休もう!
近場のやや大きめの脳外科受診。紹介状のMRI画像をみた途端「これはうちじゃないよ。この時間がムダ!早く専門に診てもらった方がいいよ。知ってる所に問い合わせてあげる」と親切にしてもらった。翌日に診てもらえそうな病院の予約を取ってくれた上、お代はタダ。医療に携わる方は素晴らしい!
帰宅後、大学病院から連絡あり。20日に予約が取れる。
なんかわからないが、思っているより深刻か⁇
とりあえず、すぐに車で勤務先に。明日からしばらく休みたい旨(もう仕事どころではない)、個人ロッカーを空にして、会社からの貸与品を一度返したいとお願いする。
「なんかもう辞めるみたいじゃないですか」
「何もなかったら普通の顔してまた来ます」
「まあ仕事よりご家族が大事!」  主任優しい。
家にもどり、ギリギリ運転出来るので駅まで子どものお迎えに。

2月15日
朝、足先まで動かし辛い感じ。車の運転に自信がなくなり、徒歩とコミュニティバス、電車を乗り継ぎ、教えてもらった病院へ。途中モスバーガーへ。右手が使えなくなって食べにくいもの!と、思ったが意外に楽勝。奮発してつけたコーヒーシェイクは二月の飲み物ではなかったな…。
病院にて問診。MRI画像と大学病院の予約がとれた事を加味し「まずは大学病院に行き、入院まで日にちがかかるようならウチに連絡して」との事。
今までわからなかった疑問をぶつける
「私は何科ですか?」「脳神経内科です」
「安静にした方がいいですか?」「安静にしてても変わりません」

「なるべく早く治療した方がいいが、明日何かある病気ではないと思います」との事。

帰り道が辛い…。山に登り、仕事でもフットワーク軽く動いてたし、徒歩40分も平気だったはずなのに…。

とりあえず20日まで粛々と暮らそう。
2日後、大学病院の予約を取ってくれた脊椎のクリニックから電話あり。大学病院から連絡があったか確認したかったそう。
みなさん優しいな。


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