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妹との思い出のひとこま

3歳違いなので、
小学校では数年間一緒だった。
従って、
登校も一緒になる。
現在でも覚えていること。
妹の同学年の女の子がいて、
登校時に口頭で揶揄した時。
姉である自分は、
諫めた...
「今度言ったら、許さないよ」
そんなことを言ってかばった記憶が。
言われても、
言い返せない妹だったから。

そんな妹だったけれど、
高校は、
あの辺りでは偏差値1番の高校へ。
嬉しい自分がいたし、
自慢の妹だった。
自分の苦手な英語が、
妹にとっては得意分野で。
「暗誦大会」では、
賞もいただいたことが。

そんな性格だったけれど、
東京での生活が、妹を蝕んだ部分もあるのかも。
心の中は覗けないけれど、
そんな気がする。
そんな弱い部分が顕著になって、
彼女を苦しめた部分もあった。
けれど妹を選んでくれた義弟には、
感謝している。
両親が健在だった頃、
実家に戻ってくると、
とりあえず寝ていた。
多分、嫁ぎ先で疲れるのだろう。
自分は、そんな風に寛容に捉えていたけれど、
末っ子だったので、
両親も対応が甘かったかも。
姉たちもそんな風に捉えていた時も。

でも、
今になって振り返っても。
両親が適切な子育てをしたとしても、
持っている性格なら大きく変わらないし、
いわゆる「個性」だと捉えていたが。
田舎だと、
それでは済まされない慣習の中で、
どんなに大変だったろうか?
義弟にくれぐれも宜しくと、
お願いの気持ちでいっばいになる。
さて、
ご丁寧に、香典返しを送ってくれた。
地元の和菓子も入っていた。
さっそく、お礼の電話を。
「秋には待ってるね」執拗に繰り返している自分。
今の自分に何が出来る?
この先、
物理的にも難しくなるけれど。
出来るだけ寄り添いながら、
気にかけながら、
生きてゆこうと心新たに思っている。
多分、
両親も同じ思いだったに違いないから。

リナリアです。
元気に咲いています。
ありがとうございました。

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