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おひとり様に優しくなーい


今日はバレンタインデーでしたね!
先週からこちらドイツ(の一部)ではカーニバル期間だったので、
今日のバレンタインデーをすっかり忘れてました。

今朝、職場で同僚が、
「今日電車で花束を持った男の人を何人も見たんだけど」
と話していたのを聞いて、
今日がバレンタインデーだったことを思い出しました。

私は日本に住んでた時、バレンタインシーズンになると
デパートのチョコレート特設売り場をはしごするのが楽しみでした。

日本では女性から男性へチョコレートを渡すのが習慣ですが
ドイツでは男性から女性に花束(もしくは何らかのプレゼント)
を渡すのが一般的です。

ちなみに、この日にプロポーズをする人もいるみたいです。
(これは「告白する」的な目線でみると日本と同じ感覚ですね)

そしてバレンタインデーのレストランはカップルでいっぱい。

私も以前、ドイツで何件かの飲食店で働いていたのですが、
どのお店でもバレンタインデーはカップルばかりでした。

ドイツに来て、長いこと感じていたのは

「おひとり様に優しくなーい」

特に飲食店(ファストフードを除く)で感じたことでした。

これは、別におひとり様のお客さんに対して店員さんが
ひどい態度をとるとか、そういう意味では無いんです。

場所の雰囲気というか、なんというか。。。
肩身が狭い感じがします。

だからドイツに来てから数年は普通のカフェやレストランに
一人で入るのには勇気が入りました。
(これは私だけ感じていたことなのかもしれません)

今は、もう慣れてしまったので一人でカフェにもレストランにも入ります。

私が以前、働いていたドイツにある日本食のレストランには
たまにおひとり様の日本人のお客様が来てました。
(大体が日本から単身赴任できていた駐在員の方でした)

一緒に働いてたドイツ人の女性が、バレンタインデーの日に来た
日本人のおひとり様に対して言った言葉がを聞いて
「やっぱりそうか!」と思ったことがあります。

「あのお客さん、今日一人で来てるの?。今日はバレンタインデーよ」
「一人でレストランに来るなんて、なんか寂しい人ね」
と言って笑いました。

日本人である私から見れば、おひとり様はバレンタインデーでも普通の日でも、
一人で食事をします。

きっと私も一人で食事をしている時、
お店の人や客に「相手のいない寂しい人」って思われてたのが
ヒシヒシと伝わってきてたんだと思います。
(被害妄想でしょうか?)

見渡せはどこに行ってもカップルかファミリーばっかり。
(ドイツはLGBTが日本よりもオープンなので同性のカップルも多いです)

やっぱり、ドイツは「カップル文化」なんだな~と思い知らされたのでした。

Froelichen Valentinstag !

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