51.大企業が見る未来

柳井正さんの著書を読んだことがある。
冷静沈着、過去の栄光に執着せずただ目の前にある課題を淡々とこなす、そんな印象を受けた。
この記事からもまたそのような雰囲気が伝わる。

3兆や10兆、大きな数字すぎて私にはあまりピンと来ないが、ファーストリテイリングなら可能かもしれないと思うのは柳井さんがコツコツ積み上げてこられた成果と、時代が変わっても先を見越して変化していける柔軟性からくる安心感なのかもしれない。

大企業の社長や会長がどんなことを考えているのかはとても興味深い。今回の記事で特に興味深いと感じたのは「真善美」というワードだ。
当たり前なのかもしれないが、創始者であろうと後継者であろうと店舗のスタッフであろうと、人として必要な良識を持つべきことは変わりない。
松下幸之助しかり世間で言う成功している大企業の創始者や経営者は必ずこの真善美の意識を持っている気がするし、スタッフやお客さんに近しい立場にも立てる人だと思う。
また皆が口を揃えて言うことは積み重ねしか大成への近道は無いということだ。宝くじのように突然大きな成功がドンとやって来るわけではないことを、改めて感じた。
 
「コツコツと積み重ねる」得意ではないが私も頑張ろうと思う。

CHIZ カリン

3兆円ファストリ、柳井正氏「超然」会見の境地:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD182360Y3A011C2000000/

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