46.女性取締役

日本の女性取締役は少ない。 
世界的に見ても日本はこういった多様性や女性の社会進出の部分で大きく遅れをとっている。

日本人は保守的な考え方が身についている部分があり特に年配の方々はそういった傾向にあると思うので、根底から変えていくのは難しい部分もある。若い世代の方が多様性や新しい考え方を受け入れやすい気がする。

多様性というのは昨今よく耳にする言葉であり、お互いを尊重するとても素晴らしい考え方だと思う。
しかしこの記事でひとつ疑問なのは女性取締役を増やすことで企業にとってより良い決定ができるのかという部分である。
多様性というワードが先行しすぎて、ただ単に女性を増やせばいいという事態にもなりかねない。表現方法は難しいが、多様性で様々な可能性の中から取締役を選んだ結果として女性が増えることはもちろん問題ないし実際そうなのかもしれないが、どうしても「女性を増やせ」「多様性だ」といった文言が目立つように感じる。

何を持って多様性とするのかはこういった記事では特に難しいと思うが、まずは日本で多様性という言葉をよく耳にするようになったのはひとつの進展であると思う。ジェンダーに限らずいろんな視点から今後の多様性について考えていきたいと思う。

CHIZ カリン

女性取締役を増やすには 経営の多様性を考える9選:日本経済新聞

女性役員3割以上のプライム企業は68社 3.7%どまり:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD1986B0Z10C23A7000000/

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