今、自分を守るために嘘をついている。
昨夜と今朝は、嘘をつくことがほとほと嫌になり、今日は休みを決め込んだ。

自分の何を守るかというと。
心、身体。

私はいわゆる「いい子症候群」なので、剥き出しの自分の本音や細かな日常の感情をまるでなかったかのように意識から遠ざける。
そういう癖がついているのだ。
長年、何十年もそうしてきたのだから、客観的にも理解が及んだからといって「はい、今日からスッキリ変わりました♪」というわけにはいかない。

折しも齢は七の倍数。
女性は七の倍数で、男性は八の倍数で身体がガラリと変わるタイミングなのだと聞いた。

心だけなら、なんとか踏ん張ってこられるほど、私の身体は息切れしながらも頑張って来てくれていた。

しかし年末を迎える頃から顔に明らかな皮膚症状が出るように。

歳も明けて仕事が始まったのだが、とうとう人前に出られなくなった。
元々乾燥肌ということで…夥しい患者さんを診て来られた皮膚科医の老先生は直ぐに思い当たるところもあるらしく、検査などできる病院へと紹介状を渡された。

身体も心ももう、休みを要求しているのかもしれない。多分そうだろうと思う。
自分で思うよりストレスが強い一年を過ごして来た。
しかし…休めば収入が無くなり、たちまち生活出来なくなるのが見えている。

相談するところへ行けば、最終的には生存はできるやろうと思う。
しかし安直にそれをやれば、私の望んでいる尊厳のある生き方から遠ざかってしまう…と思っている。

だから、騙し騙しでも、休職を選ばずに…

今ギリギリのところ。

週末には年老いた両親が心配して来福する。
申し開きと、相談と…
心をしっかりと決めておきたい。
できるならこのまま、福岡に居りたい。

何より自分のために。
そして欲を言えば将来、田舎の拠点を求めて子供が訪れたり身を寄せたり（…考えにくいが）できるような、頼れる人になっていたい…