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子育て応援~「お世話」が子どもを育てます~

こんにちは!
Cho-bitです。

子どもが赤ちゃんのうちって、「健康状態」とか「大きくすること」とかに気を使って育ててますよね。
一生懸命、お世話してます。

ご機嫌はどうだろう?
オムツは濡れてないかな?
ミルク飲むかな?飲みすぎかな?
離乳食は食べてくれるだろうか?
体重は増えているかな?

自分でもなかなか動けないし、言葉で伝えることもできないし、
親としては、分からないことだらけです。
それだけに、ご機嫌がいいとか、順調に大きくなってるとか、そういうことに喜びを感じます。

赤ちゃんが成長してくると、ハイハイしたり、つたい歩きしたり、しゃべり始めたりして、性格もはっきりしてきて、
そのスピードがみんなバラバラで、ご機嫌もバラバラで・・・。

なんだか、とっても気になっちゃう。

よね?

そんでもって、1歳半健診のお知らせが来てさ。
問診表に、「指差ししますか?」とか「単語をしゃべりますか?」とか書いてあるとね、

どうしよう!まだ指差ししてない!!単語言わない!!!

って、もう、心穏やかではいられません。

さらに、健診行って、個別相談を勧められちゃったりしたら、
もう、「何かあるんじゃないか??」って思うよね。
心配になっちゃうよね。

相談にみえた親御さんに聞いてみるとね、
「りんご」の『ご』だけは言っていたり、
「ブッブー」とか「ドーン」とかの擬音語をお話ししていたり、
日本語には聞こえないんだけど、一生懸命お話ししていたり、
「うなづき」とか「首振り」とか、ジェスチャーで伝えていたり、
ことばの階段はちゃんと登っているのにね。

ちゃんとした単語じゃないと、ことばとしてカウントしない!
って思って、悩んでいる親御さんが多いのです。
それで、「リンゴ!」「ワンワン!」って、一生懸命教えている。
きっと、すごい心配と、すごいつらい気持ちと、すごい不安を抱えて教えている。

だから、お子さんが発信していることばの芽に気が付かない。
お子さんが目を輝かせて見ているものに気が付かない。

そんな心の余裕がない。
初めての育児だったら、もっと分からない。

当たり前。そりゃそうだ。
心配だもん。不安だもん。自分の子だもん。

よーーーーーく、分かる。

だから、説明するよ?

「リンゴ!」「ワンワン!」って言えることよりね、

自分の見ているものを大好きな親御さんが、一緒に見て指を差してくれること。
うれしい時にね「やった~!」って言ってくれること。
「ちょうだい」「どうぞ」ってやり取りしてくれること。何回でもしてくれること。
大好きな絵本の絵を触ったら、大好きな親御さんが「○○だね」って言ってくれること。
泣いたら、「どうしたの?」ってあやしてくれること。

のほうが、ことばにつながる力になります。

赤ちゃんの時に「お世話」が赤ちゃんを健康に大きく育てたのと同じように、
気持ちを代弁したり、一緒に遊んだり、あやしたりする「お世話」が、お子さんのことばを育てるのです。

同じ。
いつだって、大切なことは同じなんです。

なんか、子どもが大きくなって、自分で歩くし、自分で食べるし、自分で排泄するから、分からなくなってくるだけ。

だから、成長に伴って、子どもの状態が変わっても、
心配しないで。

やるべきことも、大切なことも変わりません。
「お世話」が子どもを育てるのです。

もっと大きくなるとね、
うっかりやっちゃいけないこと、気が付かないでやっちゃうこと、知らないでやっちゃうこともあるでしょ。
それをね、注意しないと、教えないと子どもって育たないじゃない。

「余計なお世話」なのかもしれないけど、
注意したり、教えてもらったりと「お世話」してもらって、子どもって大きくなるのよね。

だからね、「お世話」でいいのです。

みんなで、「お世話」しよう!!









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