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意外と知られていないぽっこりお腹の原因

こちらでは、筆者(協会代表)が約10年間腸セラピー専門サロンを運営してきた経験をもとに、腸セラピストとしての活動を通じて学んできたことをご紹介いたします。

腸専門サロンオーナーの体験談

ぽっこりお腹の原因が脂肪だと思いこんで、腹筋やダイエットを頑張ってはいませんか?

対策としては間違っていないかもしれませんが、そもそも、ぽっこりお腹の原因が脂肪ではいのだとしたら?

これまで、ぽっこりお腹に悩むたくさんの女性をサポートしてまいりました。

今回はぽっこりお腹の原因と対策についてお伝えさせていただきますね。


ぽっこりお腹の原因は腸の下垂

ぽっこりお腹の原因が腸の下垂ということに気づいていない人、、多いんです。

胃下垂という言葉を聞いたことがあるかと思うのですが、それと同じように
腸も下に落ちるんですよね。※落下腸とも呼ばれています。

腸が下に落ちてしまうと、下腹部がぽっこり出やすくなります。

腸セラピストとして約10年間、大勢の腸に触れてきた私の感覚として約8割の女性の方は腸は下垂しています。

腸が下垂してしまう原因 筋力低下

腸が下垂する原因の一つは「筋力低下」です。

骨盤には「骨盤底筋群」(こつばんていきんぐん)という筋肉がついています。

文字通り、骨盤の底にある筋肉のことです。

この筋肉は腸を支えてくれている腸のハンモックのような役割をしています。

この筋肉が弱ってしまうと腸が支えられなくなるので、腸が下垂しぽっこりお腹になってしまうんですね。

ピンと張ったハンモックが緩むと寝ている人が下に落ちてきてしまう・・。そんなイメージです。

そして、この骨盤底筋群という筋肉はほとんどの女性が弱っています。なぜなら意識しないと使わない筋肉だからです。

逆に言えば、普段からあまり使わない筋肉だからこそ、伸びしろがいっぱい
あるということ。

骨盤底筋群が弱ることのデメリット

この骨盤底筋群が弱ってしまうことによって発生するのは、ぽっこりお腹だけでなく、以下のようなトラブルも発生しやすくなります。

・便秘
・冷え性
・尿もれ
・頻尿
・生理痛
・生理不順
・痔

女性にとってはとっても大切な筋肉ということが分かりますよね。

骨盤底筋群の鍛え方

まず最初に大切なのは、骨盤底筋群を使っているという感覚をつかむこと。

方法はかんたん。排尿時に肛門と膣をギュッと締めてみてください。おしっこが止められると思います。このときに使っている筋肉が骨盤底筋群です。

この感覚が分かったら次にトレーニング開始です!

方法はかんたん。

① 仰向けで両膝を90度に曲げる。
②    肛門・膣を5秒間“ギュッ”と締める。
       ※この時、できたら息を吐きながら行う。
③ その後、緩める。
④ これを5回繰り返す。

t効果を感じるのは1〜2ヶ月が経過してからです。

すぐに効果を感じることはないかもしれませんが、1〜2ヶ月ほどで効果を感じる人が多いです。

また、この筋肉を鍛えることで上記の症状の予防になります。

尿もれ、頻尿などの予防になるので女性の方にはぜひ取り組んでほしい
エクササイズです。

〜注意〜

実際におしっこを我慢していたら膀胱炎になってしまうので、尿意を感じたら、我慢せずにすぐにトイレに行ってくださいね。

まとめ

あまり知られていない骨盤底筋群という筋肉。この筋肉が弱ってしまうと、ぽっこりお腹の原因になってしまいます。また、それだけではなく、女性の不定愁訴の原因になりますので、ぜひ早めに意識して、鍛えてみてくださいね。

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